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プロジェクトマネジャーの英語|進捗報告・リスク管理・ステークホルダー対応【2026】

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

プロジェクトマネジャー(PM)として英語でプロジェクトを管理する場面では、メール・会議・レポートなど様々なコミュニケーションシーンで正確な表現が求められます。特に「状況が悪いときに正直に、かつ相手を安心させる形で伝える」英語の技術は、日本語よりも一層難しく感じられます。本記事では、PMが実務で頻繁に使う4つのシーン別に、現場でそのまま使える英語フレーズをまとめました。

キックオフ・進捗報告(status update)の英語フレーズ

プロジェクト開始時のキックオフミーティングと、定期的な進捗報告はPMの主要な業務です。参加者の期待値を揃え、現在地を明確に共有することが、プロジェクト成功の土台になります。

キックオフミーティングの開始フレーズ

Welcome everyone. Let's get started. The purpose of today's kickoff is to align on the project goals, timeline, and each team member's responsibilities.
皆さん、ようこそ。始めましょう。本日のキックオフの目的は、プロジェクトの目標・スケジュール・各メンバーの役割について認識を揃えることです。
By the end of this project, we aim to deliver a fully functional user authentication system that supports OAuth 2.0 and handles up to 10,000 concurrent users.
このプロジェクト終了時に、OAuth 2.0をサポートし最大10,000同時接続ユーザーに対応した、完全に機能するユーザー認証システムを納品することを目標とします。
Let me walk you through the project timeline. We have three major milestones: the design review on April 14, the beta release on May 30, and the final go-live on June 28.
プロジェクトのタイムラインをご説明します。主要マイルストーンは3つです。4月14日のデザインレビュー、5月30日のベータリリース、そして6月28日の本番リリースです。

週次・定期進捗報告(Status Update)のフレーズ

進捗報告では「完了したこと」「進行中のこと」「ブロッカー」の3点を明確に伝えることが基本です。

Status Update — Week 6
Completed: User story #23 (login flow) and #24 (password reset) are done and merged to main.
In Progress: User story #25 (email verification) is 60% complete. ETA: end of this week.
Blockers: Waiting for the design team to finalize the error message copy. This is blocking #25.
進捗報告 — 第6週
完了:ユーザーストーリー#23(ログインフロー)と#24(パスワードリセット)が完了・マージ済み。
進行中:ユーザーストーリー#25(メール認証)は60%完了。今週末に完了予定。
ブロッカー:デザインチームによるエラーメッセージ文言の確定待ち。これが#25をブロックしています。

進捗報告でよく使うフレーズをまとめます。

  • We are on track. — 予定通り進んでいます。
  • We are slightly behind schedule. — 若干遅れています。
  • We have recovered the one-day delay from last week. — 先週の1日遅れを取り戻しました。
  • The milestone has been hit on time. — マイルストーンを定刻通りに達成しました。
  • This is currently our top priority. — これが現在の最優先事項です。

リスクとイシューの説明表現

PMにとって、リスク(Risk)とイシュー(Issue)を明確に区別して伝えることは非常に重要です。リスクは「まだ発生していない潜在的な問題」、イシューは「すでに発生している問題」です。この区別が曖昧だと、ステークホルダーへの報告が混乱します。

リスク(Risk)の報告表現

I'd like to flag a risk: the third-party payment API is currently in beta, and there is a possibility it may not be production-ready by our go-live date.
リスクをお伝えしたいのですが、サードパーティの決済APIが現在ベータ段階にあり、本番リリース日までに本番対応が完了しない可能性があります。
The probability of this risk materializing is medium, and the impact would be high. Our mitigation plan is to evaluate an alternative payment provider in parallel.
このリスクが顕在化する確率は中程度で、影響度は高い状態です。軽減策として、代替の決済プロバイダーを並行して評価します。

イシュー(Issue)の報告表現

We have an active issue: the performance test results show that the API response time exceeds our SLA of 500ms under peak load. This needs to be resolved before the release.
現在発生中のイシューがあります。パフォーマンステストの結果、ピーク負荷時のAPIレスポンス時間がSLAの500msを超えています。リリース前に解決が必要です。

リスク・イシューの重要度分類でよく使われる表現です。

表現意味
High / Medium / Low probability高・中・低 発生確率
High / Medium / Low impact高・中・低 影響度
Mitigation planリスク軽減策
Contingency planコンティンジェンシープラン(代替策)
Owner対応責任者
Due date解決期限

スコープクリープ・スケジュール変更の伝え方

プロジェクト進行中に発生するスコープの変更(scope creep)やスケジュール変更は、PMが最もデリケートに扱うべきコミュニケーションのひとつです。「問題を報告するだけでなく、解決策もセットで提示する」ことが、信頼されるPMの条件です。

スコープクリープを指摘するフレーズ

I appreciate the new request, but this falls outside the original scope. Adding this feature would require an estimated 5 additional days of development. Can we discuss whether to include it in this sprint or defer it to the next release?
新しいご要望はありがたいのですが、これは当初のスコープ外になります。この機能を追加するには開発に5日程度かかる見込みです。今スプリントに含めるか、次のリリースに先送りするかを相談できますか?
This is a scope change. To maintain the current schedule, we would need to either remove another feature of equivalent size or extend the deadline by one week. Which option would you prefer?
これはスコープ変更になります。現在のスケジュールを維持するには、同程度のサイズの別機能を削除するか、デッドラインを1週間延長するかのどちらかが必要です。どちらをご希望ですか?

スケジュール変更・遅延を報告するフレーズ

I need to let you know that we are currently 3 days behind schedule due to an unexpected technical issue with the database migration. Our revised go-live date is July 5th instead of July 2nd.
データベース移行における予期しない技術的問題により、現在3日の遅れが生じていることをお伝えする必要があります。本番リリース日は7月2日から7月5日に変更となります。
To recover the schedule, we are adding an additional developer to the team and extending daily working hours this week. We are confident the original deadline is achievable with this adjustment.
スケジュールを取り戻すため、チームに開発者を1名追加し、今週は1日あたりの作業時間を延長します。この調整により当初の締め切りを達成できると確信しています。

変更管理(Change Management)でよく使う表現

  • Change Request (CR): 変更要求(正式な変更手続き)
  • This is a change in scope, timeline, or budget. — これはスコープ・スケジュール・予算の変更です。
  • We need sign-off from the sponsor before proceeding. — 進める前にスポンサーの承認が必要です。
  • The trade-off is... — トレードオフは〜です。
  • I recommend we prioritize X over Y. — Yよりも Xを優先することをお勧めします。

エスカレーション・ステークホルダーへの報告表現

プロジェクトマネジャーがエスカレーションをためらうと、問題が表面化した時には手遅れになっていることがあります。「悪いニュースほど早く報告する」という文化はグローバルなビジネス現場では当然のこととされています。ここでは、エスカレーションと経営層・ステークホルダーへの報告で使える英語表現をまとめます。

エスカレーションのフレーズ

I need to escalate this issue. Despite two weeks of effort, we have been unable to resolve the dependency conflict with the legacy system. This is now blocking the entire release, and I need your guidance on how to proceed.
この問題をエスカレーションする必要があります。2週間取り組んでいますが、レガシーシステムとの依存関係の競合を解決できていません。リリース全体がブロックされており、今後の対応についてご指示をお願いします。
This decision is above my authority level. I'd like to request a meeting with the steering committee to get a direction on how to move forward.
この判断は私の権限の範囲を超えています。今後の進め方について方向性を得るため、ステアリングコミッティとの会議を依頼したいと思います。

経営層・スポンサーへの報告フレーズ

Executive Summary: The project is currently at 70% completion and is tracking to the revised timeline of July 5th. Budget utilization stands at 65% of the total allocated. One key risk remains open: the third-party API integration, which we will resolve by June 20th.
エグゼクティブサマリー:プロジェクトは現在70%完了しており、7月5日の修正スケジュール通りに進んでいます。予算消化率は配分の65%です。未解決のリスクが1件あります。サードパーティAPIの統合に関するもので、6月20日までに解決します。
I want to be transparent: we are facing a critical decision point. Option A is to proceed as planned with a risk of a 2-week delay. Option B is to reduce scope now and deliver on time. I recommend Option B for the following reasons...
透明性を保ってお伝えします。重要な意思決定のポイントに直面しています。Aは予定通り進める方法で、2週間遅延するリスクがあります。Bは今すぐスコープを縮小して期日通りに納品する方法です。以下の理由からBをお勧めします…

ステークホルダー管理でよく使う表現

  • Keep all stakeholders informed and aligned. — ステークホルダー全員に情報を共有し、認識を揃え続ける。
  • I'll keep you in the loop. — 引き続き情報をお伝えします。
  • Let me set up a call to discuss this further. — さらに議論するための電話を設定させてください。
  • Could I get your buy-in on this approach? — このアプローチへのご承認をいただけますか?
  • Thank you for your continued support. — 引き続きのご支援に感謝します。
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