英語の未来表現まとめ|will・be going to・現在進行形の使い分け
英語の未来表現は、will・be going to・現在進行形・be about toなど複数の形が存在します。「どれも同じ未来のことを指すのでは?」と思うかもしれませんが、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあり、場面によって使い分けることが自然な英語表現につながります。本記事では、それぞれの特徴と使い分けのポイントを具体的な例文とともに解説します。
willの3つの使い方
willは英語で最もよく使われる未来表現のひとつです。ただし「未来のことすべてにwillを使えばいい」というわけではありません。willが特に適している場面は主に3つあります。
1. 瞬間的な決定・その場での申し出
会話の中で「今この瞬間に決めた」ことを伝えるときはwillを使います。事前に計画していたわけではなく、状況に応じて判断した場合に自然な表現です。
A: The phone is ringing.
B: I'll get it.
A: 電話が鳴ってるよ。
B: 私が出ます。(今この瞬間に決めた)
You look tired. I'll carry that bag for you.
疲れてそうね。そのバッグ、持ってあげるよ。
上の例では、前もって「バッグを持ってあげよう」と計画していたわけではなく、相手の様子を見てその場で申し出ています。こういった「その場での決断・親切心」の表現にwillが使われます。
2. 予測・推量
根拠があるかどうかに関係なく、個人的な意見や予測を述べるときにもwillを使います。
I think it will rain tomorrow.
明日は雨が降ると思う。
She will probably be at the office by now.
彼女はもう事務所にいるだろう。
3. 約束・確約
相手に約束をするときにもwillは有効です。「必ずそうする」という強い意志や確約を表現できます。
I will call you as soon as I arrive.
着いたらすぐに電話するよ。
Don't worry. I won't tell anyone about this.
心配しないで。誰にも言わないから。
be going toの使い方
be going toはwillと同じ「未来」を指しますが、使われる文脈が異なります。be going toには主に2つの用法があります。
1. 計画・意図(事前に決めていた予定)
すでに心の中で決めている計画や意図を表す場合、be going toを使います。「以前から考えていたこと」という感覚です。
I'm going to study English every day this month.
今月は毎日英語を勉強するつもりです。(以前から決めていた計画)
We're going to move to a new apartment next spring.
来春、新しいアパートに引っ越す予定です。
2. 現在の状況から見た確実な予測
現在の証拠や状況から「ほぼ確実にそうなる」と判断できる場合にもbe going toを使います。willの予測よりも根拠が明確なニュアンスがあります。
Look at those clouds. It's going to rain.
あの雲を見て。雨になりそうだ。(雲という証拠がある)
Be careful! You're going to spill that coffee.
気をつけて!そのコーヒーこぼしそうだよ。(今の動作から判断)
willとbe going toの使い分けポイント
「今この瞬間に決めた」→ will
「以前から計画していた」→ be going to
例:「ランチはどうする?」と聞かれたとき
・"I'll have a sandwich." → 今この場で決めた
・"I'm going to have a sandwich." → 来る前から決めていた
現在進行形で未来を表す
英語では現在進行形(am/is/are + doing)で近い未来の確定した予定を表すことができます。日本語で言えば「〜することになっている」「〜する予定だ」という感覚に近く、多くの場合スケジュールや人との約束など、すでに手配が済んでいる予定に使います。
I'm meeting Sarah for lunch tomorrow.
明日、サラとランチをする予定です。(約束が済んでいる)
We're flying to New York on Friday.
金曜日にニューヨークへ飛ぶ予定です。(航空券が取れている)
Are you doing anything this weekend?
今週末、何か予定はありますか?
現在進行形で未来を表す場合は、tomorrow・next week・on Fridayなどの未来を示す時間表現が一緒に使われることが多いです。現在進行形の動作を表す文と区別するためにも、文脈や時間表現が重要です。
be going toとの違いについて言うと、現在進行形はより「確定度が高い」「具体的な手配が済んでいる」という印象を与えます。たとえばホテルの予約が完了していれば "I'm staying at the Hilton." が自然で、まだ「泊まるつもり」という段階なら "I'm going to stay at the Hilton." がより適切です。
be about toで「まさに〜しようとしている」
be about toは「まさに今〜しようとしている」「今にも〜するところだ」という、ごく近い未来を表す表現です。数秒〜数分以内に起こることを指す場合に使われ、「そのすぐ後に起こる」という緊迫感を含みます。
Hurry up! The train is about to leave.
急いで!電車がまさに出発しようとしているところだ。
I was about to call you when you knocked on the door.
あなたがドアをノックしたとき、ちょうど電話しようとしていたところでした。
She's about to announce the winner.
彼女はまさに受賞者を発表しようとしているところです。
be about toはwillやbe going toと違い、「数日後・数週間後」のような先の未来には使えません。「今この瞬間の直後」という非常に近い未来だけに使う点が特徴です。
4つの未来表現の使い分け早見表
ここまで説明した4つの未来表現を整理します。
| 表現 | 主な用法 | キーワード |
|---|---|---|
| will | その場での決定・予測・約束 | 今決めた・たぶん〜だろう |
| be going to | 事前の計画・証拠に基づく予測 | 〜するつもり・〜になりそう |
| 現在進行形 | 確定・手配済みの予定 | 〜することになっている |
| be about to | 今まさに起きようとしていること | 今にも〜するところだ |
ネイティブスピーカーも常に厳密に使い分けているわけではありませんが、自然な英語を目指すうえではこれらの違いを意識することが重要です。特にwillとbe going toの使い分けは会話の流れを左右することがあるため、積極的に練習しましょう。
会話での自然な使い方
日常会話では、文脈から判断されることも多く、多少間違えても通じることがほとんどです。ただし、以下のようなシーンでは使い分けが重要になります。
- 仕事の会議で「〜する予定です」と伝えるとき(be going to / 現在進行形)
- 相手の依頼に「やります」と即答するとき(will)
- 今にも起きそうな危険や変化を伝えるとき(be about to / be going to)
- 約束や誓いを伝えるとき(will)
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練習問題
以下の日本語に対応する英文を、適切な未来表現で完成させてみてください。正解例は各問題の下に記載しています。
問題1
「今週末、友達とテニスをする予定です。(手配済み)」
I'm playing tennis with my friends this weekend.
現在進行形を使用。手配・約束が済んでいる確定的な予定。
問題2
「A: 荷物が重そうだね。B: ありがとう、手伝ってあげるよ。(今この瞬間に決めた)」
A: That looks heavy.
B: Thanks, I'll help you with that.
willを使用。申し出・その場での決定。
問題3
「急いで!バスがまさに出発しようとしているよ。」
Quick! The bus is about to leave.
be about toを使用。今この瞬間の直後に起こること。
問題4
「彼は来年、転職する予定です。(以前から計画していた)」
He's going to change jobs next year.
be going toを使用。以前から持っていた計画・意図。
これらの練習を繰り返すことで、4つの未来表現の感覚が自然と身につきます。英文法を学んだら、文法クイズ(GrammarUp)で実践的にアウトプットしてみましょう。また、ネイティブの実際の音声でこうした表現に触れるには、ListenUpリスニングクイズも活用してください。英会話サービスを使って実際に会話練習したい方は、オンライン英会話ランキングもご覧ください。