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英文法

英語のhave・getの使い方完全ガイド|使役・完了・受動の多用動詞

英語でとくに多用されるのが haveget という2つの動詞です。それぞれが「持つ」「得る」という基本の意味を超え、使役・完了・受動・機会・状況の変化など多彩な意味を担います。「haveとgetのどちらを使えばいいのかわからない」という悩みは多くの学習者に共通しますが、パターンを整理すれば必ずクリアになります。

have + 目的語 + 過去分詞(使役・被害)

「have + 目的語 + 過去分詞」の構文は、大きく2つの意味で使われます。「〜してもらう(使役)」「〜される(被害)」です。どちらの意味かは文脈で判断します。

使役の意味(〜してもらう・〜させる)

誰かに何かをしてもらうよう手配するとき、特にサービスやプロフェッショナルへの依頼でよく使われます。

I had my car repaired at the garage.

私はガレージで車を修理してもらった。

She had her hair cut short.

彼女は髪を短く切ってもらった。

We had the office cleaned before the meeting.

私たちは会議の前にオフィスを掃除してもらった。

被害の意味(〜される・〜された)

自分の意思に反して何かが起こってしまう、被害・不測の事態を表すときにも同じ構文を使います。

He had his wallet stolen on the train.

彼は電車の中で財布を盗まれた。

I had my laptop damaged in the accident.

私は事故でノートパソコンを壊された。

使役か被害かを見分けるには「意図的かどうか」を考えましょう。「haircut」「car repair」のような依頼行為なら使役、「stolen」「damaged」のような不幸な出来事なら被害です。

have + 目的語 + 原形不定詞(使役)

過去分詞ではなく原形不定詞(動詞の原形)を使う形では、「人に〜させる」という直接的な使役の意味になります。目的語が「人」の場合に使われることが多い構文です。

The manager had his team work overtime.

マネージャーはチームに残業させた。

I'll have someone call you back.

誰かに折り返し電話させます。

She had the children clean their rooms before dinner.

彼女は夕食前に子どもたちに部屋を掃除させた。

構文目的語意味
have + 物 + 過去分詞物・事〜してもらう(サービス依頼)
have + 人 + 原形人に〜させる(直接使役)

get + 目的語 + 過去分詞(完了・受動)

getを使った「get + 目的語 + 過去分詞」の構文も、haveと似た使役・被害の意味を持ちます。ただしgetはhaveより努力・プロセスのニュアンスが強く、「やっと〜してもらった」「ちゃんと〜させた」という含みが出ます。

I finally got my visa approved.

ようやくビザを承認してもらえた。

She got her essay checked by a native speaker.

彼女はネイティブスピーカーに小論文をチェックしてもらった。

You need to get the contract signed today.

今日中に契約書にサインをもらう必要がある。

get + 自分 + 過去分詞(再帰的な使い方)

目的語が自分自身(oneself)のとき、自分に関して何かが完了したことを表します。

I need to get dressed quickly.

急いで服を着なければならない。

She got injured during the training.

彼女はトレーニング中にけがをした。

get + to不定詞(機会・許可・状況の変化)

「get + to不定詞」は「〜する機会を得る」「〜できるようになる」という意味で使われます。チャンスや許可、あるいは状況が変化して何かができるようになるニュアンスがあります。

I finally got to visit Japan last summer.

昨年の夏、ついに日本を訪れる機会を得た。

Did you get to speak with the director?

ディレクターとお話しできましたか?

You'll get to meet a lot of interesting people at the conference.

その会議で多くの興味深い人たちに会えますよ。

また「get to do」は、徐々に〜するようになるという変化を表すこともあります。

Once you get to know him, you'll like him.

一度彼のことを知れば、きっと好きになる。

have been to と have gone to の違い

現在完了とhaveが組み合わさるとき、「have been to」と「have gone to」の違いは多くの学習者が混乱するポイントです。この2つは意味がまったく異なります。

have been to = 経験「〜に行ったことがある」(今はここにいる)

行ったことがあり、すでに戻ってきている状態を表します。

I have been to New York twice.

私はニューヨークに2回行ったことがある。(今はここにいる)

She has been to the store. She's back now.

彼女は店に行ってきた。もう戻っている。

have gone to = 移動の結果「〜に行ってしまった」(今はここにいない)

行ってしまって、まだ戻っていない状態を表します。

He has gone to the supermarket. He'll be back soon.

彼はスーパーに行ってしまった。もうすぐ戻る。

They have gone to Paris for the weekend.

彼らは週末パリに行ってしまった。(今いない)

この違いを覚える最も簡単な方法は「話している相手はどこにいるか」を確認することです。have been toは話している本人や相手が今ここにいる場合にのみ使えます。have gone toは今その場所にいないことを示します。

haveとgetの使い分けまとめ

構文主な意味ニュアンス
have + 物 + 過去分詞〜してもらう(依頼)自然・通常のサービス依頼
have + 人 + 原形人に〜させる直接的な使役
have + 物 + 過去分詞(被害)〜される不測の被害・事故
get + 物/人 + 過去分詞〜してもらう・〜させる努力・プロセス感あり
get + to不定詞〜する機会を得るチャンス・許可
have been to〜に行ったことがある経験(今ここにいる)
have gone to〜に行ってしまった移動の結果(今いない)

haveとgetは日常英会話でも書き言葉でも頻出する多機能動詞です。それぞれの構文パターンを一つひとつ例文で確認し、実際の会話や文章の中で自然に使えるよう繰り返し練習することが大切です。

こうした文法パターンが実際の英語の中でどう使われているかは、ListenUpのリスニングクイズで確認できます。また文法問題で実力を試したい方はGrammarUpをご利用ください。英語学習サービスの比較はランキングページをご覧ください。

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