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英語文法

英語の名詞節の使い方【that節・whether節・疑問詞節の作り方と例文】

英語の長文読解や英作文で、「文の中に文が入っている」構造に戸惑った経験はありませんか。そのような構造の多くは名詞節と呼ばれる文法要素によるものです。この記事では、that節・whether/if節・疑問詞節(間接疑問文)の3種類を中心に、名詞節の作り方と使い方を例文で整理します。

名詞節とは何か

節(clause)とは、主語と述語動詞を含むひとまとまりの語句のことです。その中で、文の中で名詞と同じ働き(主語・目的語・補語)をするものを名詞節と呼びます。

名詞節を作る主な接続詞・疑問詞には次の3種類があります。

  • that:〜ということ(事実・内容を導く)
  • whether / if:〜かどうか(選択・疑問を導く)
  • 疑問詞(what / who / where / when / why / how):何が・誰が・どこで・いつ・なぜ・どのように(間接疑問)

それぞれの節は、文の中で名詞として機能するため、主語・目的語・補語のどの位置にも置けます。

that節の使い方と例文

that節は「〜ということ」という意味で、ある事実・考え・感情の内容を表します。that は接続詞として節を導き、それ自体は意味を持ちません。

目的語として使う that 節(最も一般的)

I know that he is honest.

私は彼が正直であることを知っている。

She believes that hard work pays off.

彼女は努力が報われると信じている。

口語では that を省略することが多く、I know he is honest. のように書かれることもあります。ただし書き言葉では that を残すほうが明確です。

主語として使う that 節

That she passed the exam surprised everyone.

彼女が試験に合格したことは、みんなを驚かせた。

主語として使う場合、文頭に that 節を置くと重くなるため、形式主語 It を使って後ろに回すことが多いです。

It surprised everyone that she passed the exam.

彼女が試験に合格したことは、みんなを驚かせた。(形式主語構文)

補語として使う that 節

The problem is that we don't have enough time.

問題は、私たちに十分な時間がないということだ。

that 節をとる動詞・形容詞

種類
「知る・思う」系動詞know, think, believe, feel, suppose, assume
「言う・報告」系動詞say, tell, report, announce, admit, suggest
「望む・恐れる」系動詞hope, wish, fear, expect, regret
形容詞 + thatglad, sorry, sure, aware, afraid, proud

whether / if 節の使い方と例文

whether 節と if 節は、「〜かどうか」という意味で、二択の疑問や不確かなことを導く名詞節です。

目的語として使う whether / if 節

I don't know whether he will come.

彼が来るかどうかわからない。

Please let me know if you need any help.

何か助けが必要なら教えてください。

whether と if の使い分け

目的語の位置では whether と if はほぼ同じ意味で使えますが、以下の場面では whether のみが使えます。

  • 主語の位置:Whether he agrees is not yet clear.(文頭の if は不自然)
  • 前置詞の後:The question of whether to proceed(前置詞 of の後)
  • whether ... or not:I'll go whether or not it rains.(or not を続ける場合)

Whether we accept the offer depends on the terms.

オファーを受け入れるかどうかは条件次第だ。

補語として使う whether 節

The question is whether we can finish on time.

問題は、私たちが時間内に終えられるかどうかだ。

疑問詞節(間接疑問文)の作り方と例文

what / who / where / when / why / how などの疑問詞が名詞節を導く場合、間接疑問文と呼ばれます。直接疑問文と異なり、語順は「疑問詞 + 主語 + 動詞」の平叙文の語順になります。これが日本人学習者にとって最もつまずきやすいポイントです。

直接疑問文 vs. 間接疑問文の語順

種類例文
直接疑問文 Where does he live?(疑問文語順)
間接疑問文 I don't know where he lives.(平叙文語順)

Do you know what time it is?

今何時か知っていますか?

I wonder why she left so early.

彼女がなぜそんなに早く帰ったのか気になる。

Please explain how this system works.

このシステムがどのように機能するか説明してください。

疑問詞節が主語になる例

What she said made a lasting impression on me.

彼女が言ったことは、私に深い印象を残した。

How you communicate matters as much as what you say.

コミュニケーションの取り方は、話す内容と同じくらい重要だ。

名詞節の3つの機能(主語・目的語・補語)

名詞節は文の中で3つの役割を担います。それぞれを一覧で整理します。

機能that節whether節疑問詞節
主語 That he left early was odd. Whether to go is unclear. What you do matters.
目的語 I think that it's true. I wonder whether it's safe. She asked what I needed.
補語 The fact is that it failed. The issue is whether to proceed. The question is why it happened.

よくある間違いと注意点

間接疑問文で疑問文語順を使ってしまう

最も多い誤りは、間接疑問文に疑問文の語順を使ってしまうことです。

  • 誤:I don't know where does he work.
  • 正:I don't know where he works.

that を if と混同して主語位置で使う

「〜かどうか」の意味で文頭(主語)に置く場合は whether を使い、if は使いません。

  • 誤(主語):If she comes is still unknown.
  • 正(主語):Whether she comes is still unknown.

that 節の that を省略すべきでない場面

that は口語では省略できますが、主語の位置や形式主語構文では省略すると意味が取りにくくなります。書き言葉では残すほうが無難です。

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