英語の関係代名詞・関係副詞の使い方【who・which・that・where・whenの違いと例文】
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「The man who called me was my boss.」と「The book that I bought was interesting.」——この2文で使われている who と that はどう使い分けるのでしょうか。関係代名詞・関係副詞は英語の文章を読んでも書いても頻繁に登場する文法項目ですが、「どれをどこで使うか」が曖昧になりがちです。本記事では who / which / that / where / when / why の使い分けを例文とともに整理します。
関係代名詞とは? who・which・that の使い分け
関係代名詞は、先行詞(前にある名詞)を後ろから修飾する節(関係詞節)を導く品詞です。日本語の「〜の」「〜した」という連体修飾に相当します。
who — 人を先行詞にするとき
who は先行詞が「人」のときに使います。関係詞節の中で主語として機能します。
The teacher who taught me French is from Paris.
私にフランス語を教えてくれた先生はパリ出身です。(who = the teacher が主語)
Do you know anyone who can speak Japanese?
日本語を話せる人を知っていますか?
which — 物・動物を先行詞にするとき
which は先行詞が「物・動物・概念」のときに使います。主語・目的語どちらにもなれます。
The laptop which I ordered arrived yesterday.
私が注文したノートパソコンが昨日届きました。(which = the laptop が目的語)
This is a report which summarizes last quarter's results.
これは先四半期の結果をまとめたレポートです。(which = a report が主語)
that — 人・物どちらにも使える
that は先行詞が人でも物でも使えます。口語では who / which の代わりに that を使う場面が多く、特に次のケースでは that が好まれる傾向があります。
- 先行詞に最上級や序数詞(the first, the last 等)が付くとき
- 先行詞が「人+物」の複合のとき
- 先行詞が every, any, all, no などを含むとき
This is the best movie that I have ever seen.
これは私が今まで観た中で最高の映画です。(最上級 + that)
The people and the places that shaped my childhood are unforgettable.
私の幼少期を形作った人々と場所は忘れられません。(人+物 → that)
whom・whose の使い方
whom — 目的格の「人」を指すとき
whom は who の目的格です。関係詞節の中で動詞または前置詞の目的語になります。フォーマルな文章でよく使われ、口語では who で代用されることが多い傾向があります。
The colleague whom I admire most is leaving the company.
私が最も尊敬している同僚が会社を離れます。(whom = the colleague が admire の目的語)
The person to whom I sent the email hasn't replied yet.
私がメールを送った相手はまだ返信していません。(前置詞 to + whom)
whose — 所有を表すとき
whose は「〜の」という所有・所属を表します。先行詞は人でも物でも使えます。
I met a writer whose novels have been translated into twenty languages.
小説が20言語に翻訳された作家に出会いました。
They live in a house whose garden faces the sea.
彼らは庭が海に面した家に住んでいます。(物 + whose)
関係副詞 where・when・why の使い方
関係副詞は、「場所」「時」「理由」を表す先行詞を修飾します。「前置詞 + which」に言い換えられる点が特徴です。
where — 場所を表す先行詞
先行詞が place, city, country, office など「場所」を示す名詞のとき、where を使います。
This is the café where we had our first date.
ここが私たちが初めてデートしたカフェです。(= the café in which we had…)
I grew up in a small town where everyone knew each other.
私は全員が顔見知りの小さな町で育ちました。
when — 時を表す先行詞
先行詞が time, day, moment, year など「時」を示す名詞のとき、when を使います。
I remember the day when I passed my driving test.
運転免許に合格した日のことを覚えています。(= the day on which I passed…)
There are moments when silence is more powerful than words.
沈黙が言葉よりも力を持つ瞬間があります。
why — 理由を表す先行詞
先行詞が reason のとき、why を使います。ただし、「the reason why」は冗長とされることもあり、reason だけで済む場合もあります。
That is the reason why I changed my major.
それが私が専攻を変えた理由です。(= the reason for which I changed…)
制限用法と非制限用法の違い
関係詞節には制限用法(限定節)と非制限用法(継続節)の2種類があり、コンマ(,)の有無で区別します。
制限用法(コンマなし)— 先行詞を特定・限定する
関係詞節が先行詞の意味を絞り込むために不可欠な情報を持つ場合を制限用法といいます。この用法では that も使えます。
The students who passed the exam were given certificates.
試験に合格した学生(だけ)が証書をもらいました。(全学生ではなく「合格した学生」に限定)
非制限用法(コンマあり)— 補足情報を追加する
先行詞がすでに特定されており、関係詞節は補足的な説明を加えるだけの場合を非制限用法といいます。非制限用法では that は使えず、who / which を使います。
My sister, who lives in London, called me last night.
ロンドンに住んでいる私の姉が昨夜電話してきました。(姉は一人であり、コンマ以降は補足)
The Great Wall of China, which stretches over 20,000 km, is a UNESCO World Heritage Site.
万里の長城は2万km以上に及び、ユネスコの世界遺産です。(長城は特定済み → 補足情報)
目的格の省略ルール
関係代名詞が関係詞節の中で目的語として機能している場合、口語・書き言葉ともに省略されることが多い傾向があります。ただし、前置詞の目的語になっている場合は省略できません。
The movie (that) I watched last night was amazing.
昨夜観た映画は素晴らしかった。(that は目的格なので省略可)
The person to whom I spoke was very helpful. ✓
私が話した相手はとても親切でした。(前置詞 to + whom は省略不可)
The person I spoke to was very helpful. ✓(口語では前置詞を末尾に移して whom を省略)
前置詞を末尾に移せば whom を省略できます。
まとめ
関係代名詞・関係副詞の要点をまとめます。
| 関係詞 | 先行詞 | 節内での役割 |
|---|---|---|
| who | 人 | 主語 |
| whom | 人 | 目的語(フォーマル) |
| whose | 人・物 | 所有(〜の) |
| which | 物・動物 | 主語・目的語 |
| that | 人・物 | 主語・目的語(制限用法のみ) |
| where | 場所 | 副詞(in/at which) |
| when | 時 | 副詞(on/at which) |
| why | reason | 副詞(for which) |
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