英語の語順の基本ルール【SVO・副詞の位置・疑問文・否定文の作り方】
目次
日本語は動詞が文末に来ますが、英語は動詞が主語の直後に来ます。この根本的な違いが、英文を組み立てるときのつまずきの原因になりがちです。本記事では英語の語順のルールを基礎から整理し、疑問文・否定文・間接疑問文など、語順が変化する重要パターンも解説します。
英語の基本語順 SVO と5つの文型
英語の文は基本的に S(主語)→ V(動詞)→ O(目的語)/ C(補語) の順で並びます。日本語の「私は英語を勉強する」は「私は(S)英語を(O)勉強する(V)」という語順ですが、英語では動詞が先に来て「I study English」となります。
5つの基本文型
| 文型 | 構造 | 例文 |
|---|---|---|
| 第1文型 SV | 主語 + 動詞 | She smiled. |
| 第2文型 SVC | 主語 + 動詞 + 補語 | He is a doctor. |
| 第3文型 SVO | 主語 + 動詞 + 目的語 | I love music. |
| 第4文型 SVOO | 主語 + 動詞 + 目的語1 + 目的語2 | She gave me a book. |
| 第5文型 SVOC | 主語 + 動詞 + 目的語 + 補語 | We call him Tom. |
I sent her an email.
私は彼女にメールを送りました。(SVOO:S=I, V=sent, O1=her, O2=an email)
We found the task difficult.
私たちはそのタスクが難しいとわかりました。(SVOC:S=We, V=found, O=the task, C=difficult)
形容詞の位置 — 名詞の前 vs 後ろ
英語の形容詞は、基本的に修飾する名詞の直前に置きます(限定用法)。一方、動詞の後ろに置いて主語や目的語を説明する使い方(叙述用法)もあります。
限定用法(名詞の前)
She has a beautiful voice.
彼女は美しい声を持っています。(形容詞 + 名詞)
He bought a new red car.
彼は新しい赤い車を買いました。(複数の形容詞:意見→サイズ→年齢→色→材料の順が一般的)
叙述用法(動詞の後ろ)
The music sounds beautiful.
その音楽は美しく聞こえます。(動詞 sounds の後ろで主語を説明)
I feel tired today.
今日は疲れを感じています。(feel + 形容詞)
-thing / -body / -one で終わる代名詞(something / everyone など)を形容詞で修飾するときは、名詞の後ろに形容詞を置きます。
I need something cold to drink.
何か冷たい飲み物が必要です。(something の後ろに cold)
副詞の位置 — 頻度・様態・場所・時間
副詞の位置は種類によって異なります。最も重要な4種類の位置ルールを整理します。
頻度を表す副詞(always / usually / often / sometimes / never)
頻度の副詞はbe動詞の後ろ、一般動詞の前に置くのが基本です。
She always arrives on time.
彼女はいつも時間通りに来ます。(always + 一般動詞 arrives)
He is usually late for meetings.
彼はたいてい会議に遅れます。(be動詞 is + usually)
I have never been to Paris.
私はパリに行ったことがありません。(助動詞 have + never)
様態を表す副詞(carefully / quickly / well)
様態の副詞は動詞または目的語の後ろに置きます。目的語がある場合は目的語の後ろが自然です。
She speaks English fluently.
彼女は流暢に英語を話します。(目的語 English の後ろ)
He drove the car carefully.
彼は車を注意深く運転しました。(目的語の後ろ)
場所と時間の副詞の順番
場所と時間の副詞が一緒に来る場合、場所 → 時間の順が基本です。
I worked at the office yesterday.
私は昨日オフィスで働きました。(場所 → 時間)
疑問文の語順 — 助動詞の倒置
疑問文を作るには、助動詞(do / does / did / be / will / can など)を主語の前に移動させます(倒置)。
Yes/No 疑問文
Do you speak English?
英語を話しますか。(do を主語 you の前に)
Is she a teacher?
彼女は先生ですか。(be動詞を主語の前に)
Can you help me?
手伝ってもらえますか。(助動詞 can を主語の前に)
Wh 疑問文(疑問詞疑問文)
疑問詞(what / where / when / who / why / how)を文頭に置き、その後ろは Yes/No 疑問文と同じ語順になります。
Where do you live?
あなたはどこに住んでいますか。(Where + do you live?)
What time does the train leave?
電車は何時に出発しますか。(What time + does + 主語 + 動詞)
Why did she leave early?
彼女はなぜ早く帰ったのですか。(Why + did + 主語 + 動詞)
否定文の語順 — not の位置
否定文では、助動詞の直後に not を置きます。助動詞がない場合は do not / does not / did not を動詞の前に使います。
I do not like coffee.
私はコーヒーが好きではありません。(do not + 動詞の原形)
She is not a student.
彼女は学生ではありません。(be動詞 + not)
He can not attend the meeting.
彼は会議に出席できません。(助動詞 + not)
間接疑問文 — 疑問詞 + 平叙文語順
間接疑問文は疑問文を別の文の中に組み込んだ形です。直接疑問文と異なり、疑問詞の後ろは平叙文(SVO)の語順になります。倒置は起こりません。
I don't know where he lives.
私は彼がどこに住んでいるか知りません。(where の後ろは he lives と平叙文語順)
Do you know what time it is?
今何時か知っていますか。(what time の後ろは it is と平叙文語順)
Can you tell me how to get to the station?
駅への行き方を教えてもらえますか。(how to + 動詞の原形)
間接疑問文で間違えやすいのが、"Do you know where does he live?" という直接疑問文の語順を使ってしまうパターンです。間接疑問文では倒置をしない、と覚えておきましょう。
強調・倒置 — Never have I…
否定の副詞表現(Never / Seldom / Hardly / Not only など)を文頭に置いて強調する場合、主語と助動詞を倒置させます。文学的・フォーマルな表現でよく使われます。
Never have I seen such a beautiful sunset.
こんなに美しい夕日を見たことがありません。(Never を文頭に置いて倒置)
Not only did she win the race, but she also broke the record.
彼女はレースに勝っただけでなく、記録まで破りました。(Not only の後に倒置)
語順のルールは英語の骨格を作る重要なスキルです。GrammarUp の文法クイズで実際の問題を解き、語順感覚を身につけていきましょう。また、ListenUp のリスニング問題では、自然な英語の語順をネイティブの音声で確認できます。
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