英語学習コラム
ビジネスでよく使う英語の句動詞50選【職場・会議・メールで頻出フレーズ】
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英語のビジネスシーンでは、句動詞(phrasal verb)が非常に頻繁に登場します。「follow up」「look into」「come up with」など、動詞1語では表せない細かいニュアンスを含んだ表現です。テキストブックには載りにくいにもかかわらず、ネイティブスピーカーの会議やメールでは日常的に使われています。本記事では、職場・会議・メールで実際によく使われる句動詞を50個厳選して例文とともに解説します。
1. 句動詞とは何か・なぜビジネスで重要なのか
句動詞(phrasal verb)とは、動詞+副詞・前置詞の組み合わせで、元の動詞とは異なる意味を表す表現です。たとえば "look" は「見る」ですが、"look into" になると「調査する」という意味になります。
ビジネス英語において句動詞が重要な理由は、ネイティブスピーカーが実際の会話・メールでよく使うからです。フォーマルな文書では "investigate" や "examine" のような1語の動詞が使われることもありますが、日々のコミュニケーションでは句動詞のほうが自然に聞こえることが多い傾向があります。句動詞を知らないと、相手の意図を誤解したり、自分の表現がぎこちなくなったりするリスクがあります。
2. フォローアップ・連絡系の句動詞
follow up(フォローアップする・確認連絡をする)
ビジネスメールで最もよく使われる句動詞のひとつです。前回のやり取りや依頼に対して確認・追記するときに使います。
I'm following up on my email from last week regarding the budget proposal.
先週の予算提案に関するメールのフォローアップです。
reach out(連絡を取る・声をかける)
"contact" よりもカジュアルで温かみのある表現です。初めての連絡や、しばらく間が空いた後の連絡にもよく使われます。
Please feel free to reach out if you have any questions.
ご質問があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。
check in(確認する・様子を伺う)
進捗確認や相手の状況を気にかけるときに使います。
I just wanted to check in and see how the project is going.
プロジェクトの進捗を確認したくてご連絡しました。
get back to(後で返答する・折り返す)
すぐに答えられないときに使う便利な表現です。
I'll need to check the details and get back to you by end of day.
詳細を確認して、本日中にご連絡します。
touch base(連絡を取る・近況確認する)
しばらく連絡が取れていない相手への短い確認連絡によく使われます。
I wanted to touch base before the deadline next Friday.
来週金曜の締め切り前にご連絡したいと思いました。
3. 会議・議論系の句動詞
wrap up(まとめる・終わりにする)
会議の終わりや作業の締めくくりを表す表現です。
Let's wrap up the meeting by reviewing the action items.
アクションアイテムを確認して会議をまとめましょう。
bring up(話題に出す・提起する)
会議の中で新しいトピックや問題を提起するときに使います。
I'd like to bring up a concern about the timeline.
スケジュールについての懸念を提起したいと思います。
go over(確認する・見直す)
資料や内容を一緒に確認・復習するときに使います。
Can we go over the key points from last week's meeting?
先週の会議の要点を確認できますか?
talk through(話し合って整理する)
問題や計画を一緒に詳しく話し合うときに使います。
I'd like to talk through the proposal before we finalize it.
確定前に提案内容を一緒に話し合いたいと思います。
weigh in(意見を述べる・口を挟む)
議論に参加して自分の意見を加えるときに使います。
I'd like to weigh in on this point if that's okay.
よろしければ、この点について意見を述べさせてください。
move on(次に進む)
会議の議題を切り替えるときの定番表現です。
Let's move on to the next agenda item.
次のアジェンダに移りましょう。
4. タスク管理・進捗系の句動詞
take on(引き受ける・担当する)
新しい仕事や責任を引き受けるときに使います。
Are you able to take on this additional project this quarter?
今四半期、この追加プロジェクトを引き受けることはできますか?
hand off / hand over(引き継ぐ・引き渡す)
業務や責任を別の担当者に引き継ぐときに使います。
I'll hand over the project to Sarah while I'm on leave.
休暇中はサラにプロジェクトを引き継ぎます。
catch up(追いつく・最新情報を共有する)
遅れを取り戻したり、近況を共有したりするときに使います。
Let's schedule a quick call to catch up on the latest developments.
最新情報を共有するために短い電話をセットしましょう。
keep up with(ついていく・把握し続ける)
変化や情報の流れに遅れずについていくときに使います。
It can be challenging to keep up with all the updates in this industry.
この業界のすべての最新情報についていくのは難しいことがあります。
set up(セットアップする・設定する・手配する)
会議の設定や仕組みの構築など幅広く使えます。
Could you set up a meeting with the client for next Tuesday?
来週火曜日にクライアントとの会議を設定してもらえますか?
put off(先延ばしにする)
スケジュールや決定を延期するときに使います。
We decided to put off the launch until we resolve the technical issues.
技術的な問題を解決するまでローンチを延期することにしました。
5. 問題解決・調査系の句動詞
look into(調査する・調べる)
問題や状況を調査するときに使うビジネス頻出表現です。
I'll look into the issue and report back to you by tomorrow.
その問題を調査して、明日までにご報告します。
figure out(解決策を見つける・理解する)
問題を解決したり、何かを理解したりするときに使います。
We need to figure out why the numbers don't add up.
数字が合わない理由を突き止める必要があります。
sort out(解決する・整理する)
問題や混乱を解決・整理するときに使います。英国英語でよく使われます。
Let me sort out the scheduling conflict and get back to you.
スケジュールの競合を解決して折り返しご連絡します。
deal with(対処する・処理する)
問題や状況に対処するときに使います。
We need to deal with the client complaint as soon as possible.
クライアントのクレームにできるだけ早く対処する必要があります。
work out(解決する・算出する・うまくいく)
問題を解決したり、計算したり、物事がうまくいくという意味でも使います。
I'm confident we can work out a solution that benefits both parties.
両者にとって有益な解決策を見つけられると確信しています。
6. 意思決定・提案系の句動詞
come up with(思いつく・提案する)
アイデアや解決策を思いつくときに使うビジネス頻出表現です。
The team came up with three potential solutions to the problem.
チームは問題への3つの解決策を考え出しました。
go ahead with(進める・実行する)
計画や決定を実行に移すときに使います。
Let's go ahead with the original plan and adjust as needed.
元の計画を進め、必要に応じて調整しましょう。
sign off on(承認する・最終確認する)
書類や計画に承認を与えるときに使います。
The manager needs to sign off on the budget before we proceed.
進める前に、マネージャーが予算を承認する必要があります。
back up(裏付ける・バックアップする)
主張やデータを支持・裏付けするときに使います。
The quarterly data backs up our initial projections.
四半期データが当初の予測を裏付けています。
put forward(提案する・提出する)
案や意見を提案・提出するときに使います。
I'd like to put forward a proposal for restructuring the workflow.
ワークフローの再構築に関する提案を提出したいと思います。
stand by(待機する・支持する)
待機する意味でも、主張や人を支持する意味でも使います。
We stand by our initial recommendation despite the pushback.
反発があっても、当初の推薦を支持します。
7. 関係構築・コミュニケーション系の句動詞
get on(うまくやっていく・仲良くする)
同僚や取引先との関係について話すときに使います。
She gets on really well with the new clients.
彼女は新しいクライアントとうまくやっています。
open up(打ち明ける・新しい機会を生む)
本音を話したり、新たな可能性が広がることを表します。
This partnership could open up new markets in Southeast Asia.
このパートナーシップにより、東南アジアの新市場が開拓できる可能性があります。
take over(引き継ぐ・乗っ取る)
業務や役割を引き継ぐときに使います。
Mark will take over as team lead starting next month.
マークが来月からチームリーダーを引き継ぎます。
fill in for(代理を務める)
誰かの不在中に代わりに業務を担当するときに使います。
Could you fill in for me during the Wednesday meeting?
水曜日の会議で私の代わりを務めてもらえますか?
step in(介入する・助けに入る)
状況が難しいときに介入・サポートするときに使います。
The director stepped in to resolve the dispute between the two departments.
部長が2つの部署間の争いを解決するために介入しました。
pull together(団結する・まとめる)
チームが一丸となって取り組むときや、資料・情報をまとめるときに使います。
Can you pull together the key data points for the presentation?
プレゼン用に主要なデータポイントをまとめてもらえますか?
8. 句動詞を実務で使いこなすコツ
文脈ごとに1つずつ覚える
句動詞は文脈から切り離して暗記しても使いこなせないことが多い傾向があります。「この場面でこう使う」という文ごとセットで覚えるのが定着への近道です。本記事の例文を、実際のメールや会議でそのまま使ってみることをおすすめします。
リスニングで「耳で覚える」
句動詞はネイティブスピーカーの会話で非常に頻繁に使われます。実際の音声で耳慣れしておくことで、聞いたときに理解できるだけでなく、自分でも自然に使えるようになっていきます。ListenUpのリスニングクイズでは、ビジネス・日常を含む多様な英語表現に音声で触れることができます。
メールの書き出しに積極的に使う
"I am writing to follow up on..." や "Please feel free to reach out..." など、メールの定型フレーズとして句動詞を積極的に使ってみましょう。繰り返すうちに自然に手が動くようになります。
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