TOEICテスト形式・出題構成の完全ガイド【各パートの問題数・時間・難易度2026】
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
TOEICを初めて受ける方や、「全体像を整理したい」という方向けに、テスト形式・出題構成を全パートまとめて解説します。TOEIC L&R(リスニング&リーディング)テストは全200問・120分で、スコアは10〜990点・5点刻みで算出されます。
TOEICテストの全体概要
TOEIC L&R(Listening & Reading)テストは、英語のコミュニケーション能力を測る国際的な英語資格試験です。日本では就職・昇進・海外赴任など多くの場面でスコアが活用されています。
テスト全体の基本仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 総問題数 | 200問 |
| 試験時間 | 120分(リスニング45分+リーディング75分) |
| スコア範囲 | 10〜990点(5点刻み) |
| セクション | リスニング(Part1〜4)・リーディング(Part5〜7) |
| 解答形式 | マークシート(4択) |
| 減点 | なし(未回答より解答の方が有利) |
TOEICには減点制度がないため、わからない問題でも必ずマークすることが重要です。全問解答を目指して時間配分を組み立てましょう。
セクション別の概要
| セクション | 問題数 | 試験時間 | パート |
|---|---|---|---|
| リスニング | 100問 | 約45分 | Part1〜Part4 |
| リーディング | 100問 | 75分 | Part5〜Part7 |
リスニングセクション(Part1〜4)
リスニングセクションは100問・約45分です。音声は一度しか流れず、問題用紙に選択肢が印刷されています。音声の速度は英語ネイティブの自然な会話速度に近く、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなど複数の英語アクセントが使われます。
Part1:写真描写問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 6問 |
| 形式 | 1枚の写真を4つの英文で描写。正確な描写を選ぶ |
| 難易度目安 | 比較的やさしい・全問正解を狙えるパート |
写真に写っているものが正確に描写されている文を選びます。「〇〇が△△している」という単純な文から、複数の人物・物体の位置関係を問う問題まで出ます。
Part2:応答問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 25問 |
| 形式 | 短い質問・発言に対する応答として最も適切なものを3択で選ぶ |
| 難易度目安 | 中程度。間接的な応答や遠回しな返答が出ることもある |
問題用紙には選択肢(A・B・C)しか印刷されておらず、質問も音声のみで流れます。聞き取れなかった場合に引っ張られる「間違い選択肢」があるため、疑問詞(What / When / Why / Who / How など)を確実に聞き取ることが重要です。
Part3:会話問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 39問(13会話×各3問) |
| 形式 | 2〜3人の会話を聞き、設問3問に答える |
| 特徴 | 図表・グラフを参照する問題が一部含まれる |
| 難易度目安 | 中〜やや難。先読み(設問・選択肢を事前に読む)が有効 |
会話の目的・話者の職業や状況・次の行動など、内容を総合的に把握する問題が中心です。設問を先に読んで「何を聞くか」を把握してから音声を聴く「先読み」が効果的です。
Part4:説明文問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 30問(10トーク×各3問) |
| 形式 | 1人によるアナウンス・ニュース・留守電などを聞き、設問3問に答える |
| 特徴 | 図表を参照する問題が一部含まれる |
| 難易度目安 | 中〜難。情報量が多く、集中力の維持が求められる |
Part3と同様に先読みが有効です。アナウンスや留守電のトーンや目的(案内・依頼・警告など)を冒頭で素早く把握することがポイントです。
リーディングセクション(Part5〜7)
リーディングセクションは100問・75分です。自分のペースで解き進められますが、Part7の長文読解を最後に残すために、Part5・6はなるべく速く処理することが重要です。
Part5:短文穴埋め問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 30問 |
| 形式 | 1文の空所に入る語句を4択から選ぶ |
| 出題内容 | 品詞・時制・態・代名詞・語彙・接続詞など |
| 目安時間 | 約10〜12分(1問20〜25秒) |
| 難易度目安 | 中。文法知識と語彙力で大部分が解ける |
Part6:長文穴埋め問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 16問(4文書×各4問) |
| 形式 | メール・手紙・告知などの文書の空所に入る語句・文を選ぶ |
| 特徴 | 文選択問題(1文挿入)が各文書に1問程度含まれる |
| 目安時間 | 約10〜12分(1文書2〜3分) |
| 難易度目安 | 中〜やや難。文脈把握が必要な語彙・文選択問題がある |
Part7:読解問題
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 問題数 | 54問 |
| 形式 | 単一文書・2文書・3文書の英文を読み、設問に答える |
| 文書タイプ | メール・チャット・広告・記事・フォームなど |
| 目安時間 | 約50〜55分 |
| 難易度目安 | 難。複数文書問題では情報を横断的に読む力が必要 |
Part7はリーディングセクションで最も配点が高く、時間のかかるパートです。設問を先に読んでから該当箇所を探す「スキャニング」の技術が有効です。チャット文書やオンラインレビューなど、現代的な文書タイプも出題されます。
スコア換算・難易度の目安
TOEICのスコアは、正答数を単純に合計するのではなく、「等化」と呼ばれるスケール換算で算出されます。テストによって難易度のばらつきがあるため、同じ正答数でもスコアが微妙に異なることがあります。
スコア帯別の目安
| スコア帯 | 目安となる英語力 |
|---|---|
| 300点台以下 | 基礎的な英語表現の理解が発展途上 |
| 400〜500点台 | 日常的な英語を部分的に理解できる |
| 600〜700点台 | 業務上の英語を概ね理解・使用できる |
| 730点以上 | 就職・昇進基準として多くの企業が採用する水準 |
| 860点以上 | 高度な英語運用能力があると評価される水準 |
| 990点(満点) | 全問正解またはほぼ全問正解 |
IIBCの公開データについて
TOEIC実施団体のIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)は、受験者のスコア分布データを公開しています。スコアの目安や各社の採用基準については、IIBCの公式サイトや各企業の採用情報を参照することをお勧めします。
初めて受験する人へ:当日の流れと注意点
TOEICを初めて受験する方向けに、当日の流れと準備のポイントをまとめます。
受験当日の流れ
- 開場後に着席・本人確認(受験票と写真付き身分証明書が必要)
- 解答用紙への個人情報記入(マークシート・氏名など)
- 試験開始。リスニング(約45分)→ リーディング(75分)の順で進む
- リスニング終了後、そのままリーディングに移行(休憩なし)
- 試験終了後、約2〜3週間でオンラインにてスコアが確認できる
当日の注意点
- リスニング中は問題用紙にメモ・書き込みが可能(消しゴム使用も可)
- リーディングは自分のペースで進められるが、パート間の行き来はできない
- わからない問題は迷わずマークして次へ(時間が余ったら戻れる)
- 電子機器(スマートフォン含む)は試験中に使用・確認不可
- 耳栓の使用は試験会場ルールによるため、事前に確認を
リスニング対策として
Part1〜4を通じて、45分間集中力を維持する練習が重要です。ListenUpではネイティブ音声の問題を繰り返し聴いて解答する形式で、リスニングの集中力と問題処理速度を鍛えられます。またGrammarUpでは文法・品詞問題の基礎固めができ、Part5・6の得点安定につながります。
英語リスニング、今日の5問で実力チェック
1,099問・5段階レベル・完全無料 — 今すぐ聴き取りに挑戦できます