英語の受動態完全ガイド|ビジネスメールで使う頻出パターンと能動態との使い分け
最終更新: 2026-05-24
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
「The report was sent yesterday」「The meeting will be rescheduled」── ビジネスメールやレポートで頻出する受動態。能動態と受動態をどう使い分けるか、時制別の正しい作り方、日本人が間違えやすいポイントまで具体例で整理します。
受動態の基本:be + 過去分詞
受動態は be 動詞 + 過去分詞 の形で作ります。「〜される / された / されている」のように、動作の受け手を主語にする時に使います。
能動態 → 受動態への変換
- 能動態: The team completed the project.(チームがプロジェクトを完了した)
- 受動態: The project was completed by the team.(プロジェクトはチームによって完了された)
時制別の受動態(必須暗記)
| 時制 | 能動態 | 受動態 |
|---|---|---|
| 現在形 | The team writes the report. | The report is written by the team. |
| 過去形 | The team wrote the report. | The report was written by the team. |
| 未来形 | The team will write the report. | The report will be written by the team. |
| 現在進行形 | The team is writing the report. | The report is being written by the team. |
| 現在完了形 | The team has written the report. | The report has been written by the team. |
| 過去完了形 | The team had written the report. | The report had been written by the team. |
| 助動詞 + 受動態 | The team can write the report. | The report can be written by the team. |
すべての時制で be 動詞の活用 + 過去分詞 という骨格は変わりません。be の形だけ時制ごとに切り替えればよい、と覚えてください。
ビジネスメールで頻出する受動態パターン
ビジネスメールでは、能動態より受動態のほうが「客観的」「公式」に響くため、特定のシーンで多用されます。
1. 連絡・通知
- The meeting has been rescheduled to Friday.(会議は金曜に再設定されました)
- Your request has been received and will be processed shortly.(リクエストを受領しました。間もなく対応します)
- The deadline has been extended by one week.(締切が 1 週間延長されました)
2. 完了報告
- The report was submitted on Monday.(レポートは月曜に提出済みです)
- All issues have been resolved.(すべての問題は解決済みです)
- The contract was signed last week.(契約は先週締結されました)
3. 依頼・指示
- Please be advised that the system will be down on Sunday for maintenance.(システムは日曜にメンテナンスのため停止します)
- You are kindly requested to confirm by EOD.(営業時間終了までにご確認をお願いします)
4. 規則・方針の説明
- Smoking is not permitted in the building.(建物内は禁煙です)
- Visitors are required to sign in at the front desk.(来訪者は受付で記帳する必要があります)
能動態 vs 受動態:どちらを使うべきか
「とりあえず受動態にすればフォーマルになる」と思って多用すると、文章が冗長で読みにくくなります。使い分けの原則を押さえてください。
受動態が向くシーン
- 動作主が不明・不要: The window was broken last night.(誰が割ったか不明 or 重要でない)
- 動作主を伏せたい: A mistake was made in the calculation.(誰のミスかぼかしたい時の常套句)
- 結果や状態を強調したい: The project has been completed on schedule.(誰が完了させたかより、完了した事実が重要)
- 公式な文書・規則: All employees are expected to follow the guidelines.(規則の主語は通常受動態)
能動態が向くシーン
- 動作主を明確に示したい: I sent the file this morning.(自分が送ったことを明示)
- 会話・カジュアルなメール: We finished the design.(受動態にすると堅すぎる)
- 因果関係を強調したい: The marketing team drove the growth.(誰が動かしたかが核)
原則: 能動態を default、受動態は意図がある時だけ。受動態を使う前に「これは能動態のほうが伝わるか?」と一度自問する習慣をつけてください。
つまずきやすい3つのポイント
1. by 句の省略:いつ省くか
受動態の by 句(〜によって)は、動作主が「不明・自明・重要でない」場合は省略します。むしろ by 句を省略するのが受動態の主な目的 と言ってもいいでしょう。
- The package was delivered yesterday.(誰が配達したかは自明 = 配達業者)
- My laptop was stolen.(誰が盗んだか不明)
- This building was built in 1990.(建てたのは建設会社、自明)
2. get 受動態:be 受動態との違い
口語では get + 過去分詞 の形もよく使われます。be 受動態より動的な印象を与え、「変化・予期しない出来事」を表す時に多用されます。
- I got promoted last month.(先月昇進した)
- My car got hit in the parking lot.(駐車場で車をぶつけられた)
- Don't get caught in the rain.(雨に降られないように)
ビジネス文書では be 受動態、カジュアル会話・口語では get 受動態を使うと自然です。
3. 句動詞の受動態:前置詞を忘れない
句動詞(phrasal verb)を受動態にする時は、前置詞をそのまま残すのがポイントです。
- 能動態: They looked into the issue.(その問題を調査した)
- 受動態: The issue was looked into.(その問題は調査された)
- 能動態: We will follow up on the proposal.(提案にフォローアップする)
- 受動態: The proposal will be followed up on.(提案にフォローアップが行われる)
受動態を体に染み込ませる練習法
ステップ1:GrammarUp で時制ごとの形を固める
当サイトのGrammarUpでは、受動態の文法問題を時制ごとに演習できます。be 動詞の活用と過去分詞の組み合わせを正確に書ける状態にするのが最初の目標です。
ステップ2:Speaking Instant で口に乗せる
Speaking Instantの business カテゴリには、「会議は再設定されました」「契約は先週締結されました」のような受動態を含む文が多数収録されています。これらを瞬間英作文で繰り返すと、ビジネスメールの執筆スピードが上がります。
ステップ3:オンライン英会話で実戦投入
受動態は会議の議事録や報告で頻出します。オンライン英会話で「Last week's meeting was rescheduled because ...」「The project has been completed」のような形を意図的に使うと、口語の中で自然に組み立てられるようになります。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、忙しい平日でも続けやすい仕組みです。
受動態を毎日のレッスンで使ってみる
受動態は、知識として理解していても口から自然に出るには反復が必要です。受け放題プランで毎日 5〜10 分の短いレッスンを積み重ねると、「The report was sent yesterday」「The deadline has been extended」のような表現がレッスン中に自然に出るようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、自分の英語に受動態を組み込む感覚を試してみるのがおすすめです。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。