英語の関係詞ガイド|who / which / that / 関係副詞 where・when の使い分け
最終更新: 2026-05-24
目次
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
「who と that はどちらを使えばいい?」「カンマありとカンマなしで意味が変わるって本当?」── 社会人英語学習者が読解・ライティングで詰まりやすいのが関係詞です。本記事では、関係代名詞 5 種と関係副詞 4 種の使い分け、制限用法と非制限用法の違い、that が好まれる場面、社会人が実務で使う頻出パターンまでを具体例で整理します。
関係代名詞の5つを30秒で把握する
英語の関係代名詞は、先行詞(修飾される名詞)の種類と、関係詞節内での役割(主格・所有格・目的格)で使い分けます。まず全体像を表で押さえてください。
| 先行詞 | 主格 | 所有格 | 目的格 |
|---|---|---|---|
| 人 | who / that | whose | whom / who / that |
| 物・動物 | which / that | whose / of which | which / that |
| 人 or 物(限定用法のみ) | that | — | that |
例文で確認します。
- The colleague who sits next to me is from Osaka.(隣に座っている同僚は大阪出身です)— 主格・人
- The report which we submitted yesterday needs revision.(昨日提出した報告書は修正が必要です)— 目的格・物
- The client whose email I forwarded is asking for a follow-up.(メールを転送したクライアントが追加対応を求めています)— 所有格
口語では whom はほぼ使われず who で代用されます。目的格の関係代名詞自体が省略されることも多く、「The report we submitted」のように which / that を抜いて話すのが自然です。
制限用法と非制限用法の違い(カンマがすべてを変える)
関係詞節には 制限用法(カンマなし)と 非制限用法(カンマあり)の 2 種類があります。意味が大きく変わるため、ビジネス文書では特に意識が必要です。
制限用法(カンマなし):先行詞を絞り込む
- I have two sisters who live in Tokyo.(東京に住んでいる姉妹が 2 人います)→ 他にも姉妹がいて、そのうち 2 人が東京、という含意
非制限用法(カンマあり):補足情報を追加
- I have two sisters, who live in Tokyo.(姉妹が 2 人いて、彼女たちは東京に住んでいます)→ 姉妹は全部で 2 人、追加情報として東京在住
もう 1 つビジネス例で見てみましょう。
- The employees who attended the workshop received a certificate.(ワークショップに参加した従業員が修了証を受け取った)→ 参加していない従業員もいる含意
- The employees, who attended the workshop, received a certificate.(従業員はワークショップに参加し、修了証を受け取った)→ 全員が参加・全員が受領
カンマ 1 つで「一部」か「全員」かが変わります。that は非制限用法では使えない(カンマの後に that を置けない)ので、補足情報を加える時は which / who を選んでください。
that が好まれる場面・which が好まれる場面
who / which と that はかなりの場面で互換ですが、ネイティブが自然に選ぶ「好み」があります。
that が好まれる場面
- 先行詞が「人 + 物」の混合: The people and items that were left behind...(残された人や物)
- 最上級・序数の後: This is the best book that I've read.(これは私が読んだ中で最高の本)
- all / every / no / any など「全 / 無」を含む先行詞: All that matters is the result.(重要なのは結果だけ)
- 関係代名詞が目的格で省略される文脈の代替: The email (that) you sent...(あなたが送ったメール)
which が好まれる場面
- 非制限用法(カンマあり): The new product, which launched last month, is selling well.(先月発売された新製品は好調です)
- 前置詞の後: The topic about which we spoke earlier...(先ほど話題にした件)→ ただし口語では「The topic we spoke about」のように後ろに前置詞を回すのが普通
- 文全体を先行詞にする「コンマ + which」: She arrived late, which annoyed the manager.(彼女は遅刻し、それが上司を苛立たせた)
迷ったら 制限用法は that、非制限用法は which / who と覚えておけば、ビジネス英語の 8 割は破綻なくこなせます。
関係副詞 when / where / why / how の使い分け
関係副詞は、先行詞が「時・場所・理由・方法」で、関係詞節内で副詞の役割を果たす時に使います。「前置詞 + which」で書き換え可能、という関係を押さえると整理しやすくなります。
where(場所)= in / at / on which
- This is the office where I work.(ここが私が働いているオフィスです)= the office in which I work
- I visited the city where my parents grew up.(両親が育った街を訪れた)
when(時)= in / on / at which
- 2026 was the year when we expanded overseas.(2026 年は海外進出した年でした)= the year in which we expanded
- I remember the day when we launched the product.(製品をローンチした日を覚えています)
why(理由)= for which
- That's the reason why I quit.(それが私が辞めた理由です)= the reason for which I quit
- 口語では why も省略されがちで「That's the reason I quit」が最も自然です。
how(方法)— the way と一緒に使わない
関係副詞 how は 先行詞 the way を取らないのがネイティブの自然な感覚です。
- ○ This is how we solved the problem.
- ○ This is the way we solved the problem.
- × This is the way how we solved the problem.(重複でぎこちない)
ビジネス英語の頻出関係詞パターン
関係詞は、ビジネスメール・会議・プレゼンで頻繁に登場します。よく使う型を 3 つ押さえておきましょう。
1. 担当・関係者を特定する
- Could you forward this to the person who handles invoices?(請求書を担当している方に転送いただけますか)
- Please CC anyone who needs to be informed.(情報共有が必要な方を CC に入れてください)
- I'm the project lead who will be your main point of contact.(私がプロジェクトリードで、主な窓口を担当します)
2. 添付ファイル・資料を説明する
- Please find attached the document which outlines our proposal.(提案内容をまとめた書類を添付します)
- I'm sharing the deck (that) we discussed yesterday.(昨日話し合った資料を共有します)
- The report, which was updated this morning, is now available on the shared drive.(今朝更新された報告書を共有ドライブで確認できます)
3. 状況・経緯を補足する(コンマ + which)
- The meeting was postponed, which gave us more time to prepare.(会議が延期になり、おかげで準備時間が増えました)
- Sales exceeded the target, which is great news for the team.(売上が目標を超え、チームにとって朗報です)
「コンマ + which」は、前の文全体を受けて自然な補足ができる便利な型です。日本人学習者が使えるとぐっと英語らしくなります。
日本人がつまずきやすい3つの落とし穴
1. 関係代名詞の目的格を省略しすぎる・しなさすぎる
目的格の who / which / that は 省略可能です(主格は省略不可)。「The email (that) I sent yesterday」は that を省略しても OK です。逆に、文章・フォーマルな書類では省略せず明示すると読みやすくなります。会話ではガンガン省略し、ライティングでは適度に残す、と使い分けてください。
2. 非制限用法の that を使ってしまう
「My boss, that is from London, ...」は不自然です。カンマの後の that は不可と覚えてください。正しくは「My boss, who is from London, ...」です。ビジネスメールで一発で「英語慣れしていない人」と判別される箇所なので注意。
3. 前置詞の位置に迷う
「私が話していた件」は、フォーマルでは The matter about which I was talking、口語では The matter (that) I was talking about の 2 通りがあります。社会人の実務メールでは、前置詞を後ろに回した口語型のほうが読みやすく、自然です。フォーマルなレポートや法務文書では前者を使い分けてください。
関係詞を体に染み込ませる練習プラン
関係詞は理屈で理解しても、口から自然に出るには反復練習が必要です。以下の 3 ステップで進めると効率的です。
ステップ1:GrammarUp で関係詞の型を覚える
当サイトのGrammarUpには関係代名詞・関係副詞の問題が多数収録されています。Lv.3〜Lv.4 で「主格・目的格・所有格」の選別、Lv.4〜Lv.5 で「制限用法・非制限用法」の判別を集中演習すると、読解スピードが目に見えて上がります。
ステップ2:Sentence Builder で語順を体得する
当サイトのSentenceBuilderでは、英単語チャンクを SVO ボックスに配置する練習ができます。「The colleague who sits next to me」のように先行詞 + 関係詞節を 1 つの主語として組み立てる感覚が身に付きます。
ステップ3:Speaking Instant で口から出るようにする
当サイトのSpeaking Instantでは、日本語を見て即座に英語に変換する練習ができます。関係詞を含む文を意図的に選んで反復すると、「あれ、who か that か」と迷う時間がゼロになります。
ステップ4:オンライン英会話で実戦投入
覚えた関係詞は、オンライン英会話で講師に対して使うのが最も定着します。「The thing that I want to ask is ...」「My colleague who works in marketing said ...」を毎レッスン 5 回以上使う、と決めて取り組むと、2 週間で口に馴染みます。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、忙しい社会人でも続けやすい仕組みです。
覚えた関係詞を毎日のレッスンで使う
関係詞は、知識として理解しても口から自然に出るまでには反復が必要です。受け放題プランで毎日 5〜10 分の短いレッスンを積み重ねると、「The person who handles this is ...」「The report we submitted ...」が会話の中で自然に出るようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、自分の英語に関係詞を組み込む感覚を試してみるのがおすすめです。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。