TOEIC Part 5 関係詞問題|who / whose / which / where の判断フロー
最終更新: 2026-05-13
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TOEIC Part 5 の文法問題の中で、多くの学習者が「どれを選べばいいのか迷ってしまう」のが関係詞の問題です。who、which、whose、where など、似たような選択肢が並ぶと、つい文全体の意味に頼ってしまい、時間を浪費してしまうことも少なくありません。
関係詞の問題は、文脈(意味)だけで解こうとすると、ひっかけ問題に捕まるリスクが高まります。しかし、文の構造を正しく捉える「判断フロー」を身につければ、迷うことなく瞬時に正解を導き出すことが可能です。
この記事では、Part 5 で頻出する関係詞問題を、構造から解き明かす 3 ステップの判断法を詳しく解説します。
関係詞問題の重要性と Part 5 での出題傾向
TOEIC Part 5 において、関係詞に関連する問題は一定の頻度で出題されます。文法問題全体の中でも、関係詞は「先行詞」と「後ろに続く節」のつながりを理解しているかを問う、非常に重要な要素です。
Part 5 では、単なる単語の穴埋めだけでなく、文の構造を把握する力が求められます。関係詞の問題を解くスピードが上がると、リーディング全体の時間配分にも余裕が生まれます。
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ステップ 1:先行詞の「正体」を特定する
関係詞問題の解き方の第一歩は、関係詞の直前にある「先行詞」が何であるかを明確にすることです。先行詞は、関係詞節が修飾(説明)している対象となる名詞です。
人か物かを見極める
まず、先行詞が「人」なのか「物・動物」なのかをチェックしましょう。
- 先行詞が「人」の場合:主に
whoやwhomが候補になります。 - 先行世紀が「物・動物」の場合:主に
whichやthatが候補になります。
この段階で選択肢を半分に絞り込むことが、解答スピードを上げるコツです。
場所や時を表す語に注目する
先行詞が「場所(station, office, city など)」や「時(day, time, period など)」を表す語である場合、関係副詞(where や when)が選択肢に含まれる可能性があります。先行詞の性質を正しく認識することが、誤答を防ぐ鍵となります。
ステップ 2:関係詞節内の「欠落」を確認する
先行詞が決まったら、次に「関係詞の直後から文末まで」に注目します。ここが最も重要なステップです。関係詞節の中の文が「完全な文」か「不完全な文」かを確認してください。
関係代名詞(who, which)の場合
関係代名詞は、節の中で「主語」や「目的語」の役割を果たします。そのため、関係詞の直後に「主語が抜けている(動詞から始まっている)」、あるいは「動詞の目的語が抜けている(前置詞で終わっている、あるいは他動詞の後に名詞がない)」という「欠落」が見られます。
- 主格の who / which:後ろにすぐ動詞が続く。
- 目的格の who / which:後ろに「主語 + 動詞」が続くが、目的語が欠けている。
関係副詞(where, when)の場合
一方で、関係副詞(where や when)の後ろには、欠落のない「完全な文」が続きます。文法的に成立している文章が続いている場合は、関係副詞を疑いましょう。
この「欠落の有無」を見極めるプロセスは、文法(grammar)の基礎的な知識を応用する作業です。
ステップ 3:関係代名詞と関係副詞の決定的な違い
ステップ 2 で確認した「欠落」の有無を、関係代名詞と関係副詞の使い分けに当てはめます。
構造による判断フローのまとめ
学習者が混乱しやすいのが、which(関係代名詞)と where(関係副詞)の使い分けです。
- 先行詞が「場所」である
- 後ろの文をチェック
- 不完全な文(主語や目的語が欠けている) $\rightarrow$
whichを選択 - 完全な文(文として成立している) $\rightarrow$
whereを選択
例えば、「そのオフィス(場所)に、新しい机が届いた」という文の場合、後ろの文が「新しい机が届いた(完全な文)」であれば where を選びます。しかし、「そのオフィス(場所)の、窓が壊れている」のように、後ろの文の主語が欠けていれば which を選ぶことになります。
迷いやすい「whose」の攻略法
選択肢の中に whose が含まれている場合、これは「所有格」の関係代名詞です。whose を見抜くには、空所の前後にある「名詞」の関係に注目してください。
「名詞 + whose + 名詞」のパターン
whose の後ろには、必ず「名詞」が続きます。そして、その「先行詞(前の名詞)」と「後ろの名詞」の間に、「〜の」という所有の関係が成立するかどうかを確認します。
- 例:a company whose CEO is famous
(CEOが有名な、ある会社) $\rightarrow$ 「会社のCEO」という所有の関係が成立するため、whose が正解となります。
whose は、文の構造上、後ろに名詞を伴うという明確な特徴があるため、他の選択肢(who や which)と迷った際には、後ろに名詞が続いているかどうかをチェックするだけで、判断が容易になります。
まとめ:実戦で使えるようにするには
TOEIC Part 5 の関係詞問題は、闇雲に訳すのではなく、以下の 3 ステップで解く習慣をつけましょう。
- 先行詞の特定(人か、物か、場所か)
- 節内の欠落確認(主語や目的語が抜けているか)
- 関係代名詞か関係副詞かの決定(不完全なら代名詞、完全なら副詞)
このプロセスを繰り返すことで、文法問題の解答スピードと正確性は飛躍的に向上します。まずは、Part 5 の演習を通じて、この判断フローを体に染み込ませていきましょう。
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