英語学習コラム

TOEIC Part 6 ディスコースマーカー完全リスト|機能別 30 表現で文挿入を制す

最終更新: 2026-05-13

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TOEIC Part 6 の長文穴埋め問題に取り組んでいるとき、「文挿入問題」で手が止まってしまうことはありませんか?文脈を読み解こうとしても、前後の文章がどうつながっているのか判断が難しいと感じる学習者は少なくありません。

実は、文と文の論理的なつながりを示す「ディスコースマーカー(接続副詞など)」をマスターすれば、文挿入問題の正答率は大きく変わります。この記事では、Part 6 で頻出するディスコースマーカーを機能別に整理して一覧化しました。これらを使いこなして、文脈の「流れ」を掴む力を養いましょう。

ディスホークマーカーとは?Part 6攻略の鍵

ディスコースマーカー(Discourse Markers)とは、文章の論理的な展開を案内する「標識」のような役割を果たす言葉です。英語では「接続副詞」として分類されるものも多く、文と文の「関係性」を明示します。

Part 6 の文挿入問題では、空欄の直前と直後の文に注目することが不可欠です。「前の文の内容を受けて、逆のことを言っているのか?」「前の文の結果として、次のことが起きているのか?」といった論理の方向性を、これらのマーカーが教えてくれます。

ディスコースマーカーの使い分けを理解することは、単なる語彙力の向上だけでなく、長文読解のスピードアップにも直結します。

【逆接】文の流れを逆転させる表現

逆接のマーカーは、Part 6 で最も頻出するグループです。前の文の内容に対して、対照的な内容や予想に反する内容が続く際に使われます。

however, nevertheless, nonetheless

これらは「しかしながら」を意味し、文の流れを大きく切り替えます。特に however は頻出ですが、neverthelessnonetheless はよりフォーマルな響きがあり、ビジネス文書の文脈でよく見られます。

  • 例文: The new software has some bugs. However, it significantly improves productivity.
  • Part 6 でのパターン: 前文で「問題点」を述べ、空欄の後に「メリット」が続くパターン。

on the other hand, conversely, in contrast

これらは「一方で」「対照的に」という意味を持ち、2つの事柄を比較する際に用いられます。

  • 例文: The marketing team wants to expand. On the other hand, the finance team is concerned about the budget.
  • Part 6 でのパターン: 異なる部署や、新旧のプランを比較する文脈。

despite this, in spite of this

これらは「これにもかかわらず」という意味で、直前の状況を前提としつつ、それとは相反する事象を提示します。

  • 例文: The weather was terrible. Despite this, the outdoor event was a success.
  • Part 6 でのパターン: 困難な状況(天候、予算不足など)が示された直後の文。

【因果】結果や理由を示す表現

因果関係を示すマーカーは、論理の「結論」を導き出すために重要です。原因となる文と、その結果となる文を繋ぐ役割を果たします。

therefore, consequently, as a result

「したがって」「その結果」を意味し、前の文で述べられた事象から導き出される結論や結果を示します。

  • 例文: The shipment was delayed. Therefore, the launch date has been rescheduled.
  • Part 6 でのパターン: トラブル(遅延、欠品)が発生した後の、次のアクションや決定事項を示すパターン。

thus, hence

これらは therefore と似ていますが、より硬い表現です。学術的な報告書や、非常にフォーマルな通知文で見られます。

  • 例文: The company reduced its overhead costs. Thus, the profit margin increased.
  • Part 6 でのパターン: 経営判断やコスト削減の結果、何が起きたかを説明する文脈。

accordingly

「それに応じて」「したがって」という意味で、前の状況に合わせた適切な対応を示す際に使われます。

  • 例文: The deadline has been moved up. Please adjust your schedule accordingly.
  • Part召でのパターン: 変更事項が示された後、それに基づいた指示を出すパターン。

👉 語彙や文法を体系的に学びたい方は、こちらの文法解説記事も参考にしてください。

【追加・列挙】情報を付け加える表現

情報を補足したり、複数の要素を並べたりする際に使われるマーカーです。文章に厚みを持たせる役割があります。

moreover, furthermore, in addition

「さらに」「加えて」を意味し、前の文にさらなる情報を付け加えます。

  • 例文: The hotel offers free breakfast. Moreover, it has a 24-hour gym.
  • Part 6 でのパターン: 製品の機能や、サービスのメリットを列挙する際。

additionally, also

「加えて」「また」という意味で、追加的な情報を提示します。

  • 例文: We provide technical support. Additionally, we offer on-site training.
  • Part 6 でのパターン: サービス内容や、契約に含まれる特典を説明する文脈。

besides

「その上」「それに加えて」という意味で、追加の理由や情報を添える際に使われます。

  • 例文: The price is very reasonable. Besides, the quality is excellent.
  • Part 6 でのパターン: 検討材料や、推奨する理由を重ねるパターン。

【例示・具体化】詳細を補足する表現

抽象的な内容を、より具体的な内容で説明したり、例を挙げたりする際に使われます。

for example, for instance

「例えば」を意味する、最も一般的な例示の表現です。

  • 例文: Many items are on sale. For example, all summer apparel is 30% off.
  • Part 6 でのパターン: 割引対象や、具体的なキャンペーン内容を説明する文脈。

specifically, in particular

「具体的には」「特に」という意味で、範囲を絞って詳細を述べる際に使われます。

  • 例文: We need to improve our services. Specifically, we must focus on customer response times.
  • Part 6 でのパターン: 改善点や、注力すべき分野を具体化するパターン。

such as

「〜のような」という意味で、名詞を具体化する際に用いられます。

  • 例文: We offer various workshops, such as leadership training and time management.
  • Part 6 でのパターン: 研修内容や、提供される製品のバリエーションを示す文脈。

【時系列・順序】時間の経過や手順を示すを示す表現

出来事が起こった順番や、作業のステップを示すマーカーです。プロセスやスケジュールに関する問題で重要です。

first, second, third

「第一に」「第二に」と、順序立てて説明する際に使われます。

  • 例文: First, please register online. Second, confirm your email address.
  • Part 6 でのパターン: 申し込み手順や、利用ガイドの解説。

then, next, subsequently

「その後」「次に」という意味で、時間の経過や次のステップを示します。

  • 例文: Please review the document. Next, sign the agreement.
  • Part 6 でのパターン: プロジェクトの進行状況や、手続きの流れ。

finally, lastly

「最後に」を意味し、一連のプロセスやリストの締めくくりを示します。

  • 例文: Finally, submit the completed form to the HR department.
  • Part 6 でのパターン: 手順の最終ステップや、結論の提示。

💡 穴埋め問題の解き方のコツについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ:実戦で使えるようにするには

ディスコースマーカーは、単体で意味を覚えるだけでなく、「前後の文がどのような論理関係にあるか」というセットでの理解が不可欠です。

  • 逆接を見つけたら、内容の「変化」に注目する
  • 因果を見つけたら、「原因と結果」を整理する
  • 追加を見つけたら、「情報の積み重ね」を意識する

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