英語電話会議のマナーとフレーズ|入室から退室までの作法
最終更新: 2026-05-24
目次
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「ミュートが解除できていなかった」「自分の発言タイミングが掴めない」「相手の声が遠くて聞き返し方が分からない」── 英語の電話会議・Web 会議で日本人がつまずく場面は、英語そのものよりも作法とフレーズです。本記事では、入室から退室までの一連の流れを場面別に分け、社会人がそのまま使える英語フレーズと国際標準のマナーを整理しました。
1. 入室前のマナー:時間厳守・環境準備・名乗りの準備
英語の電話会議は、入室する前に勝負が決まっています。5 分前入室・静かな環境・名乗る準備を整えてから接続するのが国際標準です。
時間厳守の原則
- 会議開始の 2〜5 分前に入室する(早すぎず遅すぎず)
- 1 分でも遅れる場合は、必ずチャットや事前メールで連絡する
- "I'm running a few minutes late. Joining shortly."(数分遅れます、すぐ入ります)と Slack / メール / Teams のチャットに一言
環境準備のチェック
- イヤホン or ヘッドセットを使い、PC スピーカーで音を出さない(ハウリング防止)
- 背景の音(家族の声、テレビ、エアコン)を可能な限り消す
- 背景画像 or 整った部屋を映す(生活感が出すぎない場所)
- カメラの目線を確認(ノート PC の場合は本を重ねて目線を上げる)
名乗る準備
名前と所属を 10 秒 で言える形に整えておきます。日本語の自己紹介をそのまま訳すと長すぎることが多いので、英語では「肩書き・部署・担当領域」を簡潔に。
- Hi, I'm Yuki Tanaka from the marketing team in Tokyo. I lead the APAC campaigns.(東京のマーケチーム、APAC キャンペーン担当の田中です)
2. 入室時の英語:挨拶と自己紹介
入室直後の数十秒の振る舞いで、会議全体での印象が決まります。明るく・短く・分かりやすくがコツです。
入室時の挨拶
- Hi everyone, good morning / afternoon.(皆さん、おはようございます / こんにちは)— 鉄板
- Hi, can everyone hear me OK?(こんにちは、声は聞こえていますか)— 音声確認
- Hi, this is Yuki joining from Tokyo.(東京から田中です)— 入室を告げる定番
- Sorry I'm a bit late, please go ahead.(少し遅れてすみません、続けてください)
自己紹介の型
初対面のメンバーがいる場合、ホストに促されてから自己紹介します。
- Hi everyone, I'm Yuki Tanaka. I'm based in Tokyo and I lead the APAC marketing campaigns.(東京で APAC マーケティングを担当している田中です)
- I've been with the company for three years, and I work closely with the product team.(入社 3 年目で、プロダクトチームと一緒に仕事をしています)
- Nice to meet you all.(皆さんはじめまして)
2 回目以降の参加者への挨拶
- Good to see you again, Mark.(マークさん、またお会いできて嬉しいです)
- It's been a while.(お久しぶりです)
3. ミュート・カメラのマナーと操作の英語
電話会議の地雷の半分はミュート関連です。基本ルールと、トラブル時の英語を押さえておきましょう。
ミュートの基本ルール
- 自分が話していない時はミュートにする(咳・キーボード音・背景雑音を遮断)
- 大人数会議では発言する瞬間だけアンミュート
- 少人数(3〜5 名)会議では会話の自然さを優先しアンミュートのままでも可
ミュート関連のフレーズ
- You're on mute.(ミュートになっていますよ)— 相手に伝える定番
- Sorry, I was on mute.(すみません、ミュートになっていました)— 自分が言われた時
- Let me unmute.(ミュート解除しますね)
- I'll mute myself to cut the background noise.(背景音があるのでミュートにします)
カメラの作法
- 初対面の相手・少人数会議ではカメラ ON が基本
- 大人数の社内会議ではカメラ OFF が許容されるケースも多い
- "Do you mind if I turn off my camera? I'm having connection issues."(接続が不安定なのでカメラを切ってもいいですか)
4. 発言の合図とターン取りのフレーズ
英語の会議では、発言したいことを合図するのが日本語以上に明確です。「割り込む」のではなく「ターンを取りに行く」感覚で。
発言したい時の合図
- Can I jump in here?(ここで一言いいですか)— ナチュラルで頻出
- Could I add something?(補足してもいいですか)
- I have a quick comment.(一言コメントがあります)
- If I may ...(差し支えなければ〜)— ややフォーマル
- Sorry to interrupt, but ...(割り込んですみませんが〜)
意見を述べる
- In my view ...(私の見解では〜)
- From the marketing side ...(マーケティング側の視点で言うと〜)
- I'd like to build on what John said.(ジョンの発言に乗っかる形ですが〜)— 賛同表現
- I see it slightly differently.(少し違う見方をしています)— やわらかい反論
発言を譲る・促す
- I think Mark wanted to say something.(マークが何か言いたそうでしたね)— 譲る
- Yuki, what do you think?(田中さん、いかがですか)— 振る
- I'll pass it back to you, Sarah.(サラに戻します)
かぶってしまった時
- Sorry, please go ahead.(すみません、どうぞ)— かぶった瞬間に必須
- After you.(お先にどうぞ)
- I'll wait.(私は待ちます)
5. 聞こえない・分からない時の対処
音が悪かったり相手が早口だったりして聞き取れない場面は必ず起きます。黙って分かったふりをするのが最悪手です。
音声トラブルの伝え方
- Sorry, you're breaking up.(音が途切れています)— 接続が悪い時
- I'm losing you.(音が遠くなっています)
- You sound a bit muffled.(こもって聞こえます)
- Could you turn your mic up?(マイクの音量を上げてもらえますか)
- Could you move closer to the mic?(マイクに近づいてもらえますか)
聞き返す
- Sorry, could you repeat that?(もう一度お願いできますか)— 鉄板
- Could you say that again, more slowly?(もう少しゆっくり、もう一度お願いします)
- Sorry, I missed the last part.(最後の部分が聞き取れませんでした)
- Could you spell that?(スペルを教えてもらえますか)— 名前・専門用語
理解の確認
- Just to make sure I understand ...(理解できているか確認したいのですが〜)
- So, you're saying ...?(つまり〜ということですか)
- Let me paraphrase what you said.(おっしゃったことを言い換えさせてください)
- Could you give me an example?(例を挙げてもらえますか)
6. 画面共有・ホワイトボード共有の英語
Zoom / Teams / Google Meet で画面やホワイトボードを共有する時の英語は、動作の宣言と注目の誘導の 2 種類に分かれます。
画面共有を始める
- Let me share my screen.(画面を共有しますね)— 定番
- Can you see my screen?(画面、見えていますか)— 共有後の確認
- Can everyone see the slides clearly?(スライドははっきり見えていますか)
- Let me share the document with you.(資料を共有しますね)
注目を誘導する
- If you look at this chart ...(このチャートを見ていただくと〜)
- On the right side, you can see ...(右側に〜が見えます)
- Let me zoom in.(拡大しますね)
- I'll scroll down to the next section.(次のセクションへスクロールします)
ホワイトボード共有
- Let me pull up the whiteboard.(ホワイトボードを開きますね)
- I'll sketch this out.(これを書いて示しますね)
- Could you add your thoughts on the board?(ボードに考えを書き足してもらえますか)
共有を終える
- I'll stop sharing now.(共有を止めます)
- Let me hand it over to John for his part.(次はジョンに代わります)
7. 退室・締めくくりの英語
会議の最後の数分は、合意事項の確認・次のアクション・お礼の 3 点で締めくくります。
合意・アクションの確認
- So, just to recap ...(まとめると〜)
- The next steps are ...(次のアクションは〜)
- I'll follow up by email with the action items.(アクションアイテムをメールで送ります)
- Who's owning this?(これは誰の担当ですか)
- Let's plan to reconvene next Wednesday.(来週水曜にまた集まりましょう)
退室時の挨拶
- Thanks everyone, have a great day.(皆さん、ありがとう、よい一日を)— 鉄板
- Thanks for the discussion. Talk soon.(議論ありがとう、また近いうちに)
- Bye everyone.(皆さん、さようなら)
早退する場合
- Sorry, I have to drop off for another meeting.(次の会議があるので失礼します)— 失礼にならない定番
- I need to step away for 5 minutes, I'll be right back.(5 分席を外しますが戻ります)
- I have a hard stop at 11.(11 時で強制終了します)— 終了時刻が動かせない時
会議後のフォローアップ
議事録 / アクションアイテムは 24 時間以内 にメールで共有するのが国際標準です。"Thanks again for the call. Here's a quick summary of what we agreed today." と書き出して箇条書きで送ります。
8. 英語電話会議の力を体に染み込ませる練習プラン
会議の英語は、場面別フレーズの瞬発力が全てです。知っているだけでは間に合わず、瞬時に口から出る訓練が必要です。
ステップ1:Speaking Instant でビジネス瞬間英作文
当サイトのSpeaking Instantの business カテゴリで「ここで一言いいですか」「画面共有しますね」を瞬間英作文で反復すると、本番で詰まらず使えるようになります。
ステップ2:ListenUp で会議体の早口・くだけた発話に耳を慣らす
ListenUpには gonna / wanna / kinda 等の音変化・縮約形の問題が含まれます。会議では資料の説明よりも雑談やクッション句のほうが聞き取りにくいので、こうした音変化の問題で耳を鍛えておくと差が出ます。
ステップ3:関連記事で型を補強
オンライン会議の英語フレーズ、ビジネス英会議フレーズ、プレゼン Q&A の英語と合わせて読むと、会議全般の表現が体系化されます。
ステップ4:オンライン英会話で会議シミュレーション
講師に「英語会議のロールプレイをしたい」「割り込みフレーズを練習したい」と依頼すると、本番に近い形で訓練できます。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、出社前や昼休みに 1 シナリオずつ練習しやすい仕組みです。
英語電話会議をロールプレイで毎日訓練
英語会議の苦手感は、知っているフレーズを声に出した回数でほぼ決まります。受け放題プランで毎日 5〜10 分のレッスンに「会議の割り込み練習」や「画面共有の説明練習」を組み込むと、本番で "Can I jump in here?" "Let me share my screen." が自然に口から出るようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、講師相手に会議シナリオのロールプレイを試してみるのがおすすめです。
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