【データで判明】日本人が間違えやすい英文法 TOP10|実演習データから抽出
英語を学習していて、「文法は理解しているはずなのに、なぜか問題になると間違えてしまう」という経験はありませんか? 本記事では、native-real.com の文法学習ツール GrammarUp でユーザーが実際に解いた演習結果(総問題数 1,544 問)の中から、特に誤答率が高かった TOP10 を抽出しました。データが示す「日本人が陥りやすい落とし穴」を、N(母数)と誤答率とともに丁寧に解説します。
なぜこの 10 問が「間違えやすい」のか
今回ご紹介するランキングは、native-real.com の文法学習ツール「GrammarUp」内での実際の回答データに基づいています。集計対象は、各問題で少なくとも 10 人以上が回答している設問に絞り、その中で誤答率の高い順に並べました。
ランキングを見る際は、単に順位だけでなく、N(回答件数)にも注目してください。N の数値が大きい(=多くの人が解いている)問題で高い誤答率が出ている場合、それは個人の勘違いではなく、日本人英語学習者によく見られる「文法構造の誤解」や「日本語との発想の違い」が原因である可能性が高いからです。
間違えやすい英文法 TOP10
不可算名詞の量を表す:little vs. few
little / few / many / a lot of / muchpatience(忍耐)は不可算名詞であるため、few ではなく little を選ばなければなりません。little / much で表す」「数えられるもの(本・人・りんごなど)は、few / many で表す」とセットで覚えましょう。It is time + S + 過去形(仮定法過去・催促)
started / start / will start / have started / to startIt is time + 過去形 = 実際にはまだやっていないことへの催促」というイメージを持ちましょう。It is time to start(不定詞)と It is time you started(仮定法過去)は、ニュアンスが微妙に異なることに注意してください。助動詞の不変性
must / can / should / might / couldmust, can, should など)は、主語が三人称単数であっても形が変わらないという基本ルールがあります。非常に基礎的な内容ですが、文脈判断と組み合わさると、ついつい動詞の形に意識が逸れてしまうことがあります。he must / she must / they must — どんな主語でも形は must のまま。主語に惑わされないようにしましょう。形容詞と副詞の使い分け
a brilliant / an excellent / a skillfully / brilliantly / an amazingplayer(選手)という名詞を修飾するためには、副詞(brilliantly)ではなく形容詞(brilliant)が必要です。また、形容詞 brilliant は子音で始まるため、不定冠詞は a を使います。文法構造を正確に捉える力が必要です。苦手分野を実戦で確かめる
本記事の TOP10 のような「間違えやすい問題」を、GrammarUp の演習で実際に解いてみませんか? あなたの苦手分野がデータでわかります。
GrammarUp で演習する(無料・登録不要)定型表現としての scheduled for
for / from / at / in / byon を思い浮かべがちですが、この問題は be scheduled for + 日時 という定型表現を問うています。「〜に向けて予定されている」というニュアンスを理解しているかが鍵です。for)組まれる」とイメージして定着させましょう。The meeting is on Monday morning. と The meeting is scheduled for Monday morning. の違いを意識すると整理できます。代名詞の使い分け(Neither / Both / Either / None)
Neither / Both / Either / None / AllNeither を使う必要があります。3人以上の場合は None になるため、対象となる人数に注意が必要です。Neither / Both / Either、3 人以上なら None / All / Any」と、人数の境界線を整理しましょう。wish + 仮定法過去完了(過去の後悔)
had studied / studied / would study / have studied / was studyinghad + 過去分詞)を使う必要があります。現在の願望(wish + 過去形)と混同しやすいポイントです。had + 過去分詞。I wish I had studied(過去の後悔)と I wish I studied(現在の願望)のニュアンスの違いを意識しましょう。強調構文(It was not until...)
It was not until / Not until / It was until / Until not / Only whenIt was not until ... that 〜 の構文です。構文の形が複雑なため、文の構造を瞬時に見抜くのが難しい問題です。not until = 〜になってようやく」という塊(チャンク)で捉える練習をしましょう。It was not until midnight that 〜(深夜になって初めて〜)のように、時間や出来事の前に置く定型と覚えると応用が利きます。主語と動詞の一致(Neither A nor B)
was / were / is / are / have beenNeither A nor B の構文では、動詞の形は B(動詞に近い方の主語)に一致させます。この場合、単数の the project manager に合わせて was を選びます。Neither he nor they are aware = they (複数) に合わせて are。Neither they nor he is aware = he (単数) に合わせて is。語彙の混同(conscious と conscience)
conscious / conscience / consciously / conscientious / consciousnessconscious(意識がある:形容詞)と conscience(良心:名詞)の混同です。文脈から「意識を保った状態」という意味の形容詞を選ぶ必要があります。conscious = 意識(consciousness の形容詞)」「conscience = 良心」と、派生語と一緒に整理しましょう。さらに、conscientious(良心的な、誠実な)も合わせて覚えると語彙力アップに繋がります。まとめ|誤答に共通するパターン
TOP10 を振り返ると、単なる単語の知識不足だけでなく、以下のような文法の核心部分で間違いが集中していることがわかります。
- 時制のズレ(仮定法過去・仮定法過去完了)— 第 2 位 / 第 7 位
- 主語と動詞の距離(一致のルール)— 第 9 位
- 名詞の性質(可算・不可算)— 第 1 位
- 定型構文・コロケーション(
be scheduled for/It was not until)— 第 5 位 / 第 8 位 - 似た形の単語の混同(
conscious vs conscience)— 第 10 位
これらのミスは、一度「パターン」として認識してしまえば、次からは防ぐことができます。間違えた問題こそ、あなたの成長のチャンスです。今回の TOP10 を参考に、自分の弱点をデータで把握してみてください。
あなたも自分の弱点を知ろう
GrammarUp では、本記事で取り上げたような「間違えやすい問題」を含む 1,544 問の演習が無料で利用できます。スコア帯別・カテゴリ別に出題でき、間違えた問題はあとで一覧で振り返れます。
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