英語パフォーマンスレビューで使うフレーズ|評価面談で評価される伝え方
最終更新: 2026-05-24
目次
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外資系・グローバル企業のパフォーマンスレビューは、自分の成果を自分で言語化できるかが評価を大きく分けます。日本的な「上司がちゃんと見てくれているはず」は通用しません。本記事では自己評価の書き方から評価面談での会話、SMART goal 設定、給与交渉の入り方まで、社会人がそのまま使える英語フレーズで整理します。
評価面談の準備:何を準備すれば評価されるか
パフォーマンスレビューは「面談当日に何を話すか」より、事前準備でほぼ決まります。1 年分の成果を 1 時間で語れるよう、ファクトを集めて構造化することが起点です。
事前に集める材料
- Wins(成功事例): 達成したプロジェクト、解決した問題、KPI 達成
- Numbers(数字): 売上、削減コスト、改善率、関与人数
- Stretches(背伸び): 自分の役割を超えて貢献した事例
- Feedback received(受けたフィードバック): メール、Slack、口頭での肯定的コメントを保存
- Areas of growth(成長領域): 自覚している改善点と、すでに取った行動
準備中に上司に確認するフレーズ
- What does a strong performance look like for someone in my role?(私の役割で高評価とはどんな状態ですか)
- What should I be sure to highlight in my self-review?(自己評価で必ず触れるべきは何ですか)
- Is there anything specific you'd like me to address?(特に取り上げてほしい点はありますか)
自己評価の書き方:実績を定量化する型
自己評価で評価者に刺さるのは、"What" + "How" + "Impact" の 3 点セットです。「頑張りました」では評価されず、「何を、どうやり、どんな影響を生んだか」を具体的に書きます。
定量化の鉄板フォーマット
- Led the Q3 customer migration project, completing it 2 weeks ahead of schedule and reducing support tickets by half.(Q3 の顧客移行プロジェクトをリードし、予定より 2 週間早く完了、サポートチケットを半減)
- Launched the new onboarding flow, which is now used by all new hires across 3 regions.(新規オンボーディングフローを立ち上げ、3 地域全ての新入社員が使用)
- Saved approximately 10 hours per week of manual work by automating the weekly report.(週次レポートを自動化し、週 10 時間程度の手作業を削減)
強い動詞で書き始める
自己評価は箇条書きで、毎行を強い動詞で始めるのが定石です。
- Led / Drove / Owned(リードした・推進した・所有した)
- Launched / Delivered / Shipped(立ち上げた・届けた・出荷した)
- Reduced / Increased / Improved(削減した・増加させた・改善した)
- Built / Designed / Created(構築した・設計した・創造した)
- Influenced / Partnered with / Aligned(影響を与えた・連携した・整合させた)
"Helped with" "Was involved in" のような曖昧で受動的な表現は、貢献度が低く見えるため避けます。
評価面談での会話:オープニングと自己評価の伝え方
面談の冒頭は短いframe settingで雰囲気を作ります。いきなり「私は素晴らしい働きをした」とは言わず、「全体感を共有してから個別の話に入りたい」と進行を提案します。
面談オープニングのフレーズ
- Thanks for making time. I've prepared a summary of the year — would it work to walk through it first?(時間を取ってくれてありがとう。1 年のサマリーを準備しました。まず一緒に確認してもいいですか)
- I'd like to share my highlights, then hear your perspective.(私のハイライトを共有してから、あなたの視点を聞きたい)
- Where would you like to start?(どこから始めますか)— 上司主導の進行を尊重する型
自己評価を伝える
- My biggest accomplishment this year was leading the X launch.(今年の最大の成果は X の立ち上げをリードしたことです)
- One thing I'm particularly proud of is ...(特に誇りに思っているのは〜)
- I exceeded my target on customer renewals by a meaningful margin.(顧客更新の目標を有意な幅で上回りました)
- I took on a stretch project outside my core role: ...(中核業務を超えた背伸びプロジェクトに取り組みました:〜)
"I think I did okay" のような自信のない表現は、自己評価を下げます。事実ベースで簡潔に、貢献の大きさを過大も過小もせず伝えます。
Strengths と Areas of Improvement の伝え方
多くの評価フォーマットには Strengths(強み) と Areas of Improvement(改善領域) の欄があります。両方の伝え方が、成熟した社会人の判断基準になります。
強みを伝えるフレーズ
- One of my strengths is connecting cross-functional teams.(強みの一つは部門横断チームをつなぐことです)
- I've gotten consistent feedback that I'm strong at simplifying complex problems.(複雑な問題を単純化する点で一貫したフィードバックを受けています)
- I bring a structured approach to ambiguous situations.(曖昧な状況に構造的アプローチを持ち込みます)
改善領域を伝えるフレーズ(自己開示の型)
- An area I'm actively working on is delegating more.(積極的に取り組んでいる領域は、もっと委譲することです)— "actively working on" がカギ
- I tend to take on too much myself. I've started using X to redistribute work.(自分で抱え込みすぎる傾向があります。X を使って分配し始めました)
- I want to grow in giving direct feedback to peers.(同僚への率直なフィードバックで成長したい)
改善領域の落とし穴
"I'm too much of a perfectionist"(完璧主義すぎる)のような裏返しの自慢は、面接 / レビューの双方で陳腐化しており評価されません。本当に取り組んでいる弱点を、すでに取った行動とセットで開示すると誠実に映ります。
上司からのフィードバックを受け止めるフレーズ
評価面談では上司からのフィードバックを聞く時間が大きな割合を占めます。納得できる点・できない点が混在しても、まずは受け止める姿勢から入ります。
肯定的フィードバックを受ける
- Thanks, that means a lot.(ありがとう、励みになります)— 鉄板
- I appreciate you noticing.(気づいてくれて感謝します)
- I'd love to do more of that.(その方向をもっと伸ばしたい)
耳の痛いフィードバックを受ける
- Thanks for sharing that. Let me think it through.(共有してくれて感謝します。考えてみます)— 鉄板
- I want to make sure I understand. Could you give me a specific example?(理解したいので、具体例をもらえますか)
- That's helpful — I hadn't seen it that way.(参考になります、その見方はなかった)
- What would 'better' look like in your view?(あなたの視点では「より良い」とはどんな姿ですか)
事実認識が違う時
- I see it slightly differently — can I share my perspective?(少し違う見方をしています。私の視点を共有してもいいですか)— 否定でなく差異の提示
- Help me understand the gap between how you see it and how I saw it.(あなたの見方と私の見方のギャップを理解したいです)
感情的な反論は評価を下げます。一度受け止めて "Let me sit with it" と時間を取り、必要なら翌日に追加の会話を依頼する選択肢もあります。
給与交渉・昇進交渉の切り出し方
評価面談は給与・昇進について話す自然な機会です。「もっと欲しい」とだけ言わないのが鉄則で、市場価値・成果・将来の貢献を組み合わせて理由を示します。
給与の話題への入り方
- I'd like to talk about compensation. Is now a good time, or should we set up a separate conversation?(給与の話をしたいです。今がいいですか、別途設定しますか)
- Given my performance this year, I'd like to revisit my compensation.(今年の成果を踏まえ、給与を見直したい)
- I've taken on significantly more scope. I want to make sure my comp reflects that.(明らかに広い役割を担いました。給与がそれを反映していることを確認したい)
具体的な希望を伝える
- Based on my research and contribution, I'd like to target a salary in the X range.(リサーチと貢献に基づき、X の範囲を希望します)
- What would it take to get to X?(X に到達するには何が必要ですか)— 上司に動いてもらう質問
- I'd like to be considered for promotion in the next cycle. What gaps should I close?(次のサイクルで昇進候補になりたい。埋めるべきギャップは何ですか)
断られた時の続け方
- I understand. What would I need to demonstrate to revisit this in 6 months?(わかりました。6 ヶ月後に再考するために、何を示せばよいですか)
- Can we put a check-in on the calendar to revisit?(再考のチェックインを予定に入れられますか)
給与交渉は1 回の面談で決着しない前提で臨むと、感情的にならずに長期的な関係を保てます。
SMART goal で次年度の目標を設定する
評価面談の終盤は次年度の目標設定です。SMART(Specific / Measurable / Achievable / Relevant / Time-bound)の型で書くと、評価者にとっても自分にとっても進捗を測りやすくなります。
SMART の 5 要素
- Specific(具体的): 何を / 誰が / どこで
- Measurable(測定可能): 完了をどう判断するか
- Achievable(達成可能): 背伸びだが現実的
- Relevant(関連性): チーム / 会社の方向と整合
- Time-bound(期限): いつまでに
SMART goal の例
- 悪い例: "Improve customer satisfaction"(顧客満足を改善する)— 漠然
- SMART 例: "Increase NPS from current baseline to a higher target by the end of Q4, by launching a quarterly customer interview program and acting on the top 3 themes."(年末までに NPS を現状から目標値まで上げる。四半期ごとの顧客インタビューを開始し、上位 3 テーマに対応する)
目標について上司と合意するフレーズ
- Here are the three goals I'm proposing for next year. Does the priority order make sense to you?(来年の 3 つの目標案です。優先順位は妥当ですか)
- Are these goals aligned with where the team is going?(これらの目標はチームの方向性と整合していますか)
- What would 'exceeds expectations' look like on these?(これらで「期待を超える」とはどんな姿ですか)— 評価基準を先に握る
パフォーマンスレビュー英語を体に染み込ませる練習法
ステップ1:Speaking Instant で自己 PR フレーズを口に出す
当サイトのSpeaking Instantの business カテゴリには、「最大の成果は〜」「成長領域は〜」「給与の話をしたい」のような評価面談フレーズが収録されています。瞬間英作文で反復すると、本番で詰まらず使えます。
ステップ2:ListenUp で評価面談の口語に慣れる
ListenUpには、ビジネスシーンの率直な物言いや業績を語る口調が含まれます。上司役・部下役それぞれの口調に耳が慣れると、本番で動揺せず会話を運べます。
ステップ3:オンライン英会話で評価面談ロールプレイ
講師に「上司役」を演じてもらい、自己評価を述べる / 耳の痛いフィードバックを受け止める / 給与交渉を切り出す、の 3 つのロールプレイを依頼すると、本番前の壁打ちになります。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、評価面談を控えた週に毎日練習を入れる使い方もできます。
パフォーマンスレビューをロールプレイで練習
パフォーマンスレビューの英語は、知識だけでなく本番の緊張下で口に出した経験がモノを言います。受け放題プランで毎日 5〜10 分のレッスンに、評価面談ロールプレイを組み込むと、「My biggest accomplishment was ...」「What would it take to get to X?」が自然に出るようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、評価面談ロールプレイを試してみるのがおすすめです。
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