英語学習コラム

英語で建設的なフィードバックを伝える方法|部下・同僚・上司への30フレーズ

最終更新: 2026-05-24

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

「英語で部下にダメ出しをしたい、でもキツく聞こえないか心配」── 多くの日本人マネージャーがぶつかる壁です。英語のフィードバックにはがあり、型に沿うと刺さらず伝わります。本記事では SBI モデルやサンドイッチ法を中心に、30 フレーズで整理します。

フィードバックの基本:SBI モデル

欧米のビジネス現場で広く使われる型が SBI モデル です。Situation(状況)→ Behavior(行動)→ Impact(影響)の順で具体的に伝えることで、感情的にならず事実ベースで会話を進められます。

SBI 3 要素

  • Situation(状況): いつ・どこで起きたかを具体的に
  • Behavior(行動): 何をした / 何を言ったかを事実として
  • Impact(影響): その結果、自分や周囲がどう感じたか

SBI で組み立てた例

"In yesterday's client meeting (Situation), when you interrupted Sarah three times (Behavior), I felt it disrupted the flow and made her less likely to share her ideas (Impact)."(昨日のクライアント会議で、サラを 3 回さえぎった時、議論の流れが乱れ、彼女が意見を出しにくくなったと感じました)

「あなたは失礼だ」のような人格批判でなく、「いつ・何を・どう影響したか」を分解することで、相手が防衛的にならず受け取りやすくなります。

ポジティブフィードバックを伝える 10 フレーズ

英語圏ではポジティブフィードバックを言語化する文化が強く、日本人が「言わなくても伝わる」と省略しがちな部分を、明示的に言葉にします。

仕事の成果を褒める

  • Great job on the presentation.(プレゼンお見事でした)— 鉄板
  • I was really impressed with how you handled the client.(クライアント対応の仕方には本当に感心しました)
  • You nailed it.(完璧でした)— カジュアル
  • Your analysis was spot on.(分析は的を射ていました)
  • The report you wrote was top-notch.(書いてくれたレポートは一流でした)

姿勢・努力を認める

  • I really appreciate your effort on this.(この件への努力に本当に感謝しています)
  • You went above and beyond.(期待以上の働きでした)— 頻出
  • I noticed how much time you put into this.(どれだけ時間をかけたか見ていました)
  • Thanks for stepping up.(手を挙げてくれてありがとう)
  • You really stepped up when we needed it most.(最も必要な時に動いてくれました)

具体的に「何が」良かったかを添えると、お世辞ではなく観察に基づいた評価として伝わります。

改善要望を柔らかく伝えるフレーズ

直接的な批判を避けつつ、改善してほしい点を伝える時のクッション表現です。"I want you to" のような命令形を避け、提案・疑問形にすると角が立ちません。

クッションになる切り出し

  • I have a thought / suggestion.(思ったこと / 提案があります)
  • Can I share some feedback?(フィードバックを伝えてもいい?)— 許可を取る
  • Would you be open to some feedback?(フィードバックを受けてもらえますか)
  • I noticed something I wanted to discuss with you.(気づいた点があって、話したいんです)

改善内容を伝える

  • One thing that might help is ...(一つ役立ちそうなのは〜)
  • I wonder if we could try ...(〜を試してみてもいいかも)— "I wonder if" は柔らかい提案
  • What if next time you ...?(次回〜してみたら?)
  • It might be worth considering ...(〜を検討する価値はあるかも)
  • Have you thought about ...?(〜は考えてみましたか)
  • I'd love to see you ...(あなたが〜するのを見たい)

"You should ..." よりも "What if you ...?" "It might be worth ..." のような提案形のほうが、相手に選択の余地を残せます。

サンドイッチ法:肯定 → 改善 → 肯定で挟む

サンドイッチ法は、改善要望を 2 つのポジティブで挟む伝え方です。受け取り手のメンタル防御を下げる効果がありますが、使いすぎ注意のテクニックでもあります。

サンドイッチ法の型

  1. Positive: 良かった点を具体的に
  2. Improvement: 改善してほしい点(SBI モデル推奨)
  3. Positive / Forward-looking: 期待・サポート姿勢

サンドイッチ法の例

"Your slide design was really clean and easy to follow (Positive). One thing I'd suggest is to slow down a bit when you explain the numbers — I noticed a few people looked confused (Improvement). Overall, you're getting much stronger at presentations, and I'm excited to see your next one (Positive)."

(スライドのデザインがとても綺麗で見やすかった。一つ提案は、数字の説明はもう少しゆっくり話すと良いかも、何人かが困惑していたから。全体としてプレゼンが上手くなってきていて、次が楽しみです)

サンドイッチ法の落とし穴

毎回サンドイッチ法を使うと、相手は「最初の褒め言葉 = 次にダメ出しが来る合図」と学習してしまい、ポジティブな部分が信用されなくなります。普段からポジティブを単独で伝えることとセットで使うのがコツです。

批判的フィードバックを伝える時のフレーズ

強い改善要望や、繰り返される問題行動について話す時は、回りくどい言い回しを避けつつ、人格でなく行動に焦点を当てます。

真剣な話の切り出し

  • I need to share something important with you.(重要な話があります)
  • This is a hard conversation, but it's important.(つらい話ですが重要なんです)
  • I want to be direct with you.(率直に話したい)
  • Let me be candid.(率直に言わせてください)— "candid" はビジネスで頻出

行動に焦点を当てる

  • I've noticed a pattern of ...(〜というパターンに気づいた)
  • This is the third time this has happened.(これで 3 回目です)— 事実を淡々と
  • The behavior I'm seeing is ...(私が見ている行動は〜)
  • The impact on the team is ...(チームへの影響は〜)

改善への合意

  • What can we do differently going forward?(今後は何を変えられますか)— 共同で考える姿勢
  • How can I support you on this?(この件で私が支援できることは?)
  • Let's check in next week to see how it's going.(来週進捗確認しましょう)

上司・同僚へフィードバックを伝えるフレーズ(upward / lateral feedback)

権力勾配が逆の上司、または横並びの同僚にフィードバックを伝える時は、より丁寧な前置きと、許可を取るステップが必要です。

上司にフィードバックを伝える

  • Do you have a moment? I'd like to share some feedback on yesterday's meeting.(少しお時間ありますか。昨日の会議についてフィードバックがあります)
  • I want to bring something up — would you be open to hearing it?(一つお話したいことが。聞いていただけますか)
  • This may be just my perspective, but ...(私の見方かもしれませんが〜)— 主観であることを明示
  • From my point of view, it would help if ...(私の視点では、〜だと助かります)

同僚にフィードバックを伝える

  • Can I share an observation?(観察したことを話していい?)
  • I noticed something in the meeting — want to hear my take?(会議で気づいたことが。聞きたい?)
  • I might be off base, but ...(的外れかもですが〜)— 謙虚な前置き
  • Just thinking out loud here ...(思考をそのまま話します〜)

上司への upward feedback は許可取りが特に重要です。「フィードバックを言っていい」という signal を相手から得てから話すと、受け取られやすくなります。

フィードバックを受ける側のフレーズ

フィードバックを受ける側の英語表現も覚えておくと、上司や同僚からの指摘を活かしやすくなります。防衛的にならず、感謝で受け止める型です。

受け止めの基本

  • Thanks for sharing that.(共有してくれてありがとう)— 鉄板
  • I appreciate the feedback.(フィードバックに感謝します)
  • That's helpful — let me think about it.(参考になります、考えてみます)
  • I hadn't seen it that way. Tell me more.(その見方はなかった。もっと教えて)— 受容の姿勢

追加で情報を引き出す

  • Could you give me a specific example?(具体例をもらえますか)
  • What would you have done differently?(あなたなら何を変えますか)
  • How did it land with the team?(チームにはどう響きましたか)

反論したくなっても、まず "Thanks" → "Let me think" で一拍置くと、感情的な応酬を避けられます。

フィードバック英語を体に染み込ませる練習法

ステップ1:Speaking Instant でフレーズを口に出す

当サイトのSpeaking Instantの business カテゴリには、「フィードバックを共有してもいい?」「率直に言わせて」のような型が収録されています。瞬間英作文で反復すると、本番で詰まらず使えます。

ステップ2:ListenUp でビジネス会話のニュアンスを掴む

ListenUpには、ビジネスシーンの「柔らかい指摘」「率直な指摘」の口調が含まれます。トーンの違いに耳が慣れると、自分が話す時の使い分けも自然になります。

ステップ3:オンライン英会話でロールプレイ

講師に「部下役 / 上司役」を演じてもらい、フィードバック会話のロールプレイを依頼すると、SBI モデルやサンドイッチ法を実戦形式で練習できます。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、1 on 1 を控えた朝に練習を入れる使い方もできます。

英語のフィードバック会話を毎日のレッスンで練習

フィードバックを伝える英語は、知識だけでなく口に出した経験値が要ります。受け放題プランで毎日 5〜10 分のレッスンに、フィードバックのロールプレイを組み込むと、「Can I share some feedback?」「What if next time you ...?」が自然に出るようになります。

まずは 7 日間の無料体験で、フィードバックロールプレイを試してみるのがおすすめです。

ネイティブキャンプ 7日間無料体験を試す

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。料金・サービス内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。