英語でデザインフィードバックを伝える|デザイナーを傷つけない言い回し
最終更新: 2026-05-24
目次
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「デザインへの英語フィードバック、ストレートに書きすぎてデザイナーを凹ませた…」「Figma のコメント、どう書けば建設的に伝わる?」── 英語のデザインフィードバックは、ポジティブから入り、意図を確認し、選択肢として提案するのが鉄則です。本記事では、デザイナーを傷つけずに改善を促す英語の言い回しを場面別に解説します。
1. フィードバックの基本フォーマット
英語のデザインフィードバックは、Sandwich 構造(褒める→指摘→締める)で書くのが定番です。日本語の「いいですね、でも…」より、もう一歩丁寧で具体的なのが特徴です。
標準フォーマット(Sandwich)
1. What works (良い点)
2. What could be improved (改善余地)
3. Questions / Ideas (質問・案)
頻出オープナー
- Love the direction here!(方向性すごく良いです)
- This is shaping up nicely.(いい感じに仕上がってきていますね)
- Really like what you've done with 〜(〜の部分、本当に良いです)
避けるべき書き方
- This doesn't work.(これダメです)— 理由なし・否定のみ
- I don't like it.(好きじゃない)— 個人の好みに見える
- Make it more X.(もっと X にして)— 具体性なし
英語圏のデザイン文化では「why」を必ず添えるのがマナー。"This doesn't work because users will likely 〜" のように、根拠を一緒に書きます。
2. ポジティブから入る型(What works)
具体的な部分を褒めると、デザイナーは「ちゃんと見てくれている」と感じます。「全体的にいいね」より「ヘッダーの余白の取り方が読みやすい」のように細かく。
具体的な褒め方の型
[具体的な要素] really works because [理由].
- The hero section really works — the typography hierarchy is clear.(ヒーローセクション良いです、タイポグラフィの階層が明確)
- I love how you simplified the navigation. Much easier to scan.(ナビ簡素化したの素敵、スキャンしやすい)
- The color palette feels really fresh.(カラーパレットすごくフレッシュ)
もう少しカジュアル
- This is so clean!(すごくきれい)
- Loving the new button styles.(新しいボタンのスタイル最高)
- The illustrations are 🔥(イラストが燃えてる)
褒め言葉のバリエーション
- polished — 洗練されている
- clean — きれい・整理されている
- thoughtful — よく考えられている
- elegant — エレガント
- delightful — 楽しい・気持ち良い
3. 具体的な改善ポイントの指摘
改善点は具体的な要素を名指しします。「全体的にバランスが悪い」では伝わりません。「右上のボタンの余白が他より狭く見える」のように指差せる粒度で。
柔らかい指摘の型
- One thing that caught my eye — 〜(気になった点が一つ: 〜)
- I noticed 〜, is that intentional?(〜に気づきました、意図的ですか)
- Small thing, but 〜(細かいことですが〜)
- Could we explore 〜?(〜を試せますか)
位置や要素を指す表現
- The CTA button on the right feels a bit cramped.(右の CTA ボタン、少し窮屈に見えます)
- The spacing between the heading and the first paragraph seems tight.(見出しと最初の段落の間隔、少し狭く感じます)
- The text contrast on the gray background might be tricky for accessibility.(グレー背景上のテキストコントラスト、アクセシビリティ的に厳しいかも)
使える形容詞
- cramped / tight — 窮屈・詰まっている
- loose / sparse — スカスカ
- busy / cluttered — ごちゃごちゃ
- off-balance — バランスが崩れている
- distracting — 気が散る
- illegible / hard to read — 読みにくい
4. デザイナーの意図を確認する質問
「指摘する前にまず聞く」のが英語デザインフィードバックの作法です。デザイナーには理由があってその選択をしている可能性が高いため、勝手に断定する前に質問を投げます。
意図を聞く質問の型
- Curious about the choice to 〜. What was the thinking?(〜の選択について好奇心、どういう考えでしたか)
- Help me understand — why did you go with 〜?(理解したいです、なぜ〜を選びましたか)
- Is there a reason for 〜?(〜には理由がありますか)
- What's driving the decision to 〜?(〜の判断を駆動しているのは何ですか)
柔らかいバージョン
- Quick question — was there a reason for putting the search bar at the bottom?(質問: 検索バーを下に置いた理由はありますか)
- I was wondering about the color choice for the alerts.(アラートの色の選択について気になっていました)
意図を聞いてから提案
意図を聞いた後で「もし優先順位が違うなら〜」と提案を続けると、押し付けにならず、対話的になります。
- If the goal was 〜, I'd suggest 〜. If it was something else, ignore me!(〜が目的なら〜を提案します、違うなら無視してください)
- If accessibility is a priority, the contrast might need bumping up.(アクセシビリティが優先なら、コントラスト強化が必要かも)
5. Iteration(次の提案)の言い回し
改善案を出す時は、「これに変えて」ではなく「こういう方向はどうか」と複数の選択肢を見せるのが英語圏の作法です。デザイナーの裁量を尊重する姿勢が伝わります。
選択肢を見せる型
- What if we tried 〜?(〜を試したらどうですか)
- Have you considered 〜?(〜は検討されましたか)
- One direction could be 〜, another could be 〜.(方向のひとつは〜、別のは〜)
柔らかい提案
- Just a thought — maybe we could try 〜.(ちょっと思いつき、〜を試してみるとか)
- Could be interesting to explore 〜.(〜を探ってみるのも面白いかも)
- Not sure if this fits, but 〜.(合うか分かりませんが、〜)
強く押したい時
- I'd really recommend 〜 — it'll make the page much easier to scan.(〜を強くお勧めします、ページがスキャンしやすくなります)
- I think 〜 would be a significant improvement.(〜は大きな改善になると思います)
iterate の動詞
- Let's iterate on this.(これを反復改善しよう)
- Open to another round if needed.(もう一周必要なら歓迎です)
- Happy to revisit this in v2.(v2 で再検討するのもありです)
6. Figma コメントの英語
Figma のコメントは短く・要素指定が明確にが原則です。長文より、ピンを刺してその場所への具体的指摘が好まれます。
短いコメントの型
- Spacing here feels tight.(ここの余白、窮屈に感じます)
- Contrast issue — text might be hard to read.(コントラスト課題、テキスト読みにくいかも)
- Love this!(これ最高)
- Curious — why this color?(好奇心: なぜこの色?)
提案系
- Could we bump this up a bit?(少し大きくできますか)
- Maybe align with the column above?(上のカラムと揃えると良いかも)
- What if we use the primary blue here?(ここに primary blue を使ったら)
議論系
- Worth discussing in next sync.(次の同期で議論する価値あり)
- +1 on this comment.(このコメントに賛成)
- Came here to say the same.(同じこと言いに来ました)
解決マーク
- Resolved — looks great now!(解決、いい感じです)
- Closing this out, thanks!(クローズします、ありがとう)
- Let's leave open until we decide.(決まるまで open のままで)
7. 全体方向への大きいフィードバック
個別の要素ではなく、デザイン全体の方向性に対するフィードバックを伝えたい場合の言い回しです。1on1 や design review meeting で使います。
方向性を称賛する
- I think we're heading in the right direction.(正しい方向に向かっていると思います)
- The overall direction feels right.(全体の方向は正しく感じます)
方向性を見直したい時
- I wonder if we're going too 〜.(少し〜に振れすぎているかも)
- Could we step back and think about 〜?(一歩引いて〜を考えませんか)
- I'm not 100% convinced about the direction.(方向性について 100% 確信が持てていません)
大きい変更を提案する時
- I'd love to explore a more 〜 direction.(もっと〜な方向を探りたいです)
- What if we took a completely different approach?(完全に違うアプローチを取ったら)
議論を締める
- Let's sync offline.(後でオフラインで揃えよう)
- Happy to chat more if helpful.(必要ならもう少し話せます)
- Thanks for the great work on this!(この作業ありがとうございます)
英語デザインフィードバック力を鍛える練習法
ステップ1:海外デザイン会社のレビュー文化を観察する
YouTube で "design critique" を検索すると、海外スタジオのデザインレビュー動画がたくさん見られます。"What works" "What could be improved" の構成がどう実践されているか、語彙やトーンを観察できます。
ステップ2:Sentence Builder で意見・提案文を反射的に
当サイトのSentence Builderで "I love how 〜" "Could we try 〜?" のような構文を SVO で組み立てる練習をすると、Figma コメントが瞬時に書けるようになります。
ステップ3:Speaking Instant で柔らかい提案の定型を瞬発的に
Speaking Instantの business カテゴリには "What if we 〜?" "Have you considered 〜?" のような提案系の定型が多数収録されています。口に出して反射的に出せるようになると、書く時にも瞬時に手が動きます。
ステップ4:オンライン英会話で「デザインレビュー・ロールプレイ」
オンライン英会話で「私が架空のデザイン案を講師に説明し、講師が英語でフィードバック」というロールプレイを依頼すると、フィードバックの受け手・出し手の両方の感覚が掴めます。受け放題プランで毎日 10 分繰り返せば、相手を傷つけない英語の温度感が身につきます。
英語デザインフィードバック力を、毎日のレッスンで磨く
英語のデザインフィードバックは「ポジティブから入る・意図を確認する・選択肢を提示する」が原則です。この温度感は、毎日少しずつ英語ネイティブと意見交換することで身につきます。受け放題プランで 5〜10 分の短いレッスンを積み重ね、相手の作業を尊重しながら改善を促す表現を反復すると、Figma コメントも 1on1 も自然な英語で書けるようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、英語での建設的なフィードバックのやり取りを試してみるのがおすすめです。
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