英語学習コラム

関係代名詞と関係副詞の違い|which/where/when/why を完全に使い分ける手順

最終更新: 2026-05-17

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「This is the place which I visited」と「This is the place where I visited」── どちらが正しいか、即答できますか? 関係代名詞と関係副詞は、形が似ていて使い分けに迷う代表的な単元です。本記事では、両者の違いを3 ステップの判断手順で完全に整理し、TOEIC・英会話で頻出の例文と、つまずきやすいパターンの対処法まで具体的に解説します。

関係代名詞と関係副詞の根本的な違い

関係代名詞と関係副詞は、両方とも「2 つの文を 1 つにつなぐ」役割を持ちます。違いは「つなぐ要素が何か」にあります。

関係代名詞:名詞(主語・目的語)をつなぐ

関係代名詞は、後ろの文で主語または目的語が欠けている時に使います。

  • who / that:人を受ける(主格・目的格)
  • which / that:物・事を受ける(主格・目的格)
  • whose:所有格(人・物)

例:The man who lives next door is a doctor.(隣に住んでいる男性は医者だ)
→「who lives next door」の who は主語の代わり。後ろに lives という動詞が直接つながる。

関係副詞:場所・時・理由・方法をつなぐ

関係副詞は、後ろの文で「前置詞 + 名詞」のような副詞句が欠けている時に使います。

  • where:場所(at the place / in the place などの代わり)
  • when:時(at the time / on the day などの代わり)
  • why:理由(for the reason の代わり)
  • how:方法(in the way の代わり)

例:This is the restaurant where I had lunch yesterday.(これは私が昨日ランチを食べたレストランだ)
→「where I had lunch」の where は「at the restaurant」の代わり。後ろに完全な文(I had lunch)が来る。

使い分けの3ステップ:迷ったらこれで判断

関係代名詞か関係副詞かで迷ったら、次の 3 ステップで判断できます。

ステップ1:先行詞は何か?

先行詞(修飾される名詞)が「人」「物」「場所」「時」「理由」「方法」のどれかを確認します。

  • 人 → who / whom / whose
  • 物・事 → which / whose / that
  • 場所 → where(または which + 前置詞)
  • 時 → when(または which + 前置詞)
  • 理由 → why
  • 方法 → how(the way + how は使わない)

ステップ2:後ろの文に「欠けているもの」は何か?

関係詞の後ろの文を見て、「主語」「目的語」「副詞句」のうち何が欠けているかを確認します。

  • 主語が欠けている → 関係代名詞(主格)
  • 目的語が欠けている → 関係代名詞(目的格)
  • 前置詞 + 名詞のような副詞句が欠けている → 関係副詞

ステップ3:「前置詞 + 関係代名詞」で書き換えてみる

関係副詞は「前置詞 + 関係代名詞」で書き換えられます。例えば where = at whichwhen = on whichwhy = for which。書き換えてしっくりくれば関係副詞、しっくりこなければ関係代名詞、と判定できます。

よくある間違い:3パターンの対処法

間違い1:場所だから where と短絡する

「the city where I was born」は正しいですが、「the city which I visited」も正しいです。visit は他動詞で目的語が必要なため、目的語が欠けている which を使います。「先行詞が場所だから where」と単純化せず、後ろの文の構造で判断してください。

  • This is the city where I was born.(was born は自動詞、副詞句が必要)
  • This is the city which I visited.(visited は他動詞、目的語が必要)
  • × This is the city where I visited.(×:visited の目的語がないままで文が完結しない)

間違い2:when と where の混同

時間と場所の関係副詞は、先行詞をよく確認してください。

  • I remember the day when we first met.(day は時)
  • I remember the place where we first met.(place は場所)
  • × I remember the day where we first met.(×:day は時なので where は使えない)

間違い3:the way how の重複

「方法」を表す時、英語では「the way how」とは言いません。the way だけ、または how だけのいずれかを使います。

  • This is how I learned English.(こうやって英語を学んだ)
  • This is the way I learned English.(同上)
  • × This is the way how I learned English.(×:重複)

TOEIC・英会話で頻出の例文 10 選

実際のテスト・会話で頻出するパターンを 10 例で確認しましょう。どちらが正しいか自分で判断してみてください。

  1. The report (which / where) I submitted yesterday is ready for review. → which(submit は他動詞、目的語が欠けている)
  2. This is the building (which / where) my company is located. → where(is located の後ろに「at the building」が欠けている)
  3. The customer (who / which) called this morning wants to reschedule. → who(先行詞 customer は人)
  4. The reason (which / why) he was late is still unclear. → why(reason の理由を表す)
  5. I remember the day (when / which) we signed the contract. → when(先行詞 day は時)
  6. The hotel (where / which) we stayed last week was excellent. → where(stayed は自動詞、副詞句が欠けている)
  7. The hotel (where / which) we visited last week was old. → which(visit は他動詞、目的語が欠けている)
  8. Let me show you (how / the way how) I solved this problem. → how(the way how は不可)
  9. The new colleague (who / which) joined last month is from Singapore. → who(先行詞 colleague は人)
  10. The conference room (which / where) we hold meetings is on the 5th floor. → where(hold meetings の後ろに「in the room」が欠けている)

関係詞を反射で使える状態にするための練習

関係詞は知識として整理しても、本番で素早く正しく使えなければ意味がありません。次の練習法で反射化を進めてください。

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関係詞は会話の中で「ちょっと長めの説明」をする時に頻出します。「I have a friend who lives in Osaka」「The book that I bought yesterday is interesting」のように、関係詞を使って 1 文で情報を足す練習をオンライン英会話で繰り返すと、定着が一気に進みます。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、忙しい社会人でも継続できます。

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