英語でメンター・メンティーをするためのフレーズ|キャリア相談・スキル向上の会話
最終更新: 2026-05-24
目次
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
外資系・グローバルチームでは、上司ではない先輩社員とメンター・メンティー関係を結ぶ文化が広がっています。「英語で何を話せばいいか分からない」「質問の仕方がぶしつけに聞こえないか心配」── これらは型を知れば解決します。本記事では関係の始め方から終わり方までを、双方の立場で使える英語フレーズで整理します。
メンタリング関係を始めるフレーズ
メンタリングは明示的な合意から始まります。「なんとなく相談に乗ってもらう」のではなく、「メンターになっていただけますか」と言語化することで、相手も時間を確保しやすくなります。
メンターを依頼する(メンティー側)
- Would you be open to being my mentor?(メンターになっていただけますか)— 鉄板
- I really admire how you've built your career, and I'd love to learn from you.(あなたのキャリア構築の仕方を本当に尊敬していて、学ばせてもらいたいです)
- I'm looking for a mentor who can help me think through career decisions. Would you consider it?(キャリアの判断を一緒に考えてくれるメンターを探しています。検討していただけますか)
- I'd value your perspective on something I'm working through.(取り組んでいる件について、あなたの視点をぜひ伺いたいです)— カジュアル版
引き受ける / 条件を示す(メンター側)
- I'd be happy to. Let's set up a regular time.(喜んで。定期的な時間を設定しましょう)
- I can commit to 30 minutes a month. Does that work?(月 30 分ならコミットできます。どうですか)
- Let's start with three sessions and see how it goes.(まず 3 回やってみて様子を見ましょう)
"Would you be open to ...?" は依頼の柔らかい型として汎用的に使えます。最初に頻度と長さを合意すると、双方の負担が読めて続きます。
メンティーが質問する英語:状況の共有から
メンティー側の準備で最重要なのは、抽象的に「アドバイスください」と言わないことです。状況・選択肢・自分の仮説を先に共有してから質問すると、メンターが具体的に答えやすくなります。
状況を共有する切り出し
- I'd like to walk you through a situation and get your thoughts.(状況を共有して、ご意見を伺いたいんです)
- Here's the context, and here's where I'm stuck.(こちらが状況で、ここで詰まっています)
- I'm weighing two options and I'd love a sounding board.(2 つの選択肢を比べていて、壁打ち相手になってほしいんです)— "sounding board" は頻出
- I have a draft answer in my head, but I want to pressure-test it.(自分なりの答えはあるんですが、検証したくて)— "pressure-test" は外資頻出
具体的な質問の型
- How would you approach this if you were in my shoes?(私の立場ならどう取り組みますか)
- What am I missing here?(何を見落としていますか)— 強力
- What would you push back on in my thinking?(私の考えのどこを反論したくなりますか)
- Have you faced something similar?(似たような経験はありますか)
メンターのオープンクエスチョン:答えを与えずに引き出す
良いメンターは答えを与えないと言われます。代わりにオープンクエスチョンで、メンティー自身に答えを発見させます。"Why" の連発は詰問に聞こえるので、"What" "How" を中心に組み立てます。
状況を深掘りするオープンクエスチョン
- What's at stake here for you?(あなたにとって何がかかっていますか)— 本質を引き出す
- What does success look like in this situation?(この状況での成功はどう見えますか)
- What have you already tried?(これまで何を試しましたか)
- What's holding you back?(何が止めていますか)
- What would you do if you weren't afraid?(怖くなかったらどうしますか)— 強力な質問
選択肢を広げる質問
- What other options might be on the table?(他にどんな選択肢があり得ますか)
- Who else could you talk to about this?(他に誰に相談できますか)
- What's the smallest experiment you could run?(一番小さく試せる実験は何ですか)
- If you had to decide today, what would you choose?(今日決めるなら、どちらを選びますか)
メンターは "Here's what you should do" よりも "What do you think you should do?" を返すと、メンティーの意思決定筋力が育ちます。
Goal setting(目標設定)の会話
メンタリングが成果につながるかは、目標が明確かどうかに大きく依存します。初回または定期的に、メンティーの目標を言語化する会話を入れます。
目標を引き出すフレーズ(メンター)
- Where do you want to be a year from now?(1 年後にどこにいたいですか)— 王道
- What skills do you want to build?(どんなスキルを伸ばしたいですか)
- Of all the things you could focus on, what matters most right now?(取り組める色々なことの中で、今最も大事なのは何ですか)
- What does your ideal next role look like?(理想の次の役割はどんな姿ですか)
目標を語るフレーズ(メンティー)
- My goal for this year is to grow into a team lead role.(今年の目標はチームリード職に成長することです)
- I want to get better at giving direct feedback.(率直なフィードバックを伝える力を磨きたい)
- I'm aiming to lead my first cross-functional project by Q4.(Q4 までに初めての部門横断プロジェクトをリードしたい)
- I'd like to be considered for promotion in the next cycle.(次のサイクルで昇進候補に入りたい)
目標を行動に落とすフレーズ
- What's the first step you could take this week?(今週踏める最初の一歩は何ですか)
- Let's break that down into 3 milestones.(3 つのマイルストーンに分解しましょう)
- How will you know you're making progress?(進捗をどう測りますか)
フィードバックを求める/与えるフレーズ
メンタリングの価値の一つは、普段の上司からは得にくい率直なフィードバックを得られることです。求める側・与える側双方の型を押さえます。
メンティーがフィードバックを求める
- I'd love your honest feedback on this.(率直なフィードバックがほしい)— 鉄板
- What blind spots do you see in me?(私の盲点は何ですか)— 強い質問
- If you were my manager, what would you tell me?(私の上司ならどう声をかけますか)
- Where do you think I should be pushing myself more?(どこをもっと攻めるべきだと思いますか)
- What's one thing I should stop doing?(やめるべき 1 つは何ですか)— 強力
メンターがフィードバックを与える
- Here's what I'm observing ...(私が観察しているのは〜)— 事実から
- One pattern I notice in your stories is ...(あなたの話の中で気づくパターンは〜)
- The thing I'd push you on is ...(私が背中を押したいのは〜)
- I'd encourage you to ...(〜を勧めたい)
- If I were you, I'd ...(私だったら〜)— 慎重に使う
メンタリングのフィードバックは、人事評価ではなく成長を加速する目的です。メンティー側は防衛的にならず、"Thanks, let me sit with that" のように受け取る姿勢が大切です。
セッション中・セッション間の進捗確認
定期メンタリングを続けると、前回の宿題や試したことを振り返る時間が生まれます。"Last time you said..." の型で、相手が話したことを覚えていることを示すと、関係が深まります。
前回からの振り返り
- Last time, you said you'd try X. How did that go?(前回 X を試すと言っていましたね。どうでしたか)
- What's changed since we last talked?(前回から何が変わりましたか)
- What did you learn from trying that approach?(あのアプローチを試して何を学びましたか)
- What's been on your mind since last session?(前回から気になっていることは何ですか)
セッションを締めるフレーズ
- What's your one takeaway from today?(今日の一番の学びは何ですか)— 鉄板
- What will you do differently this week?(今週、何を変えてみますか)
- Let's revisit this next time.(次回また話しましょう)
- What should we cover next time?(次回は何を扱いましょうか)
各セッションの最後に「持ち帰る 1 つ」を言語化させると、抽象的な議論で終わらず行動につながります。
メンタリング関係の終え方・継続の調整
メンタリングは永遠ではありません。目標達成・役割変更・関係性の劣化など、自然に終える時が来ます。後ろめたさなく卒業できる型を押さえます。
メンタリングを卒業するフレーズ
- This has been incredibly valuable. I think I'm ready to fly solo for a while.(本当に価値がありました。しばらく自分でやってみる準備ができたと思います)
- I want to thank you for everything. I'd love to keep in touch as peers.(全てに感謝します。今後はピアとしてつながり続けたい)
- I think I've gotten what I needed from this chapter.(この章で必要なものは得られたと思います)
- Can we pause for a few months and revisit?(数ヶ月一旦休止して、また再開するのはどうですか)
メンター側が締めくくる
- You don't need me as much as you used to — that's a sign of growth.(以前ほど私は必要ない、それは成長の証です)
- I'm always here if you want to circle back.(また話したくなったらいつでも)— "circle back" 頻出
- I'd love to hear how things unfold.(今後どうなっていくか聞かせてください)
関係を終えても、ネットワークは残ります。LinkedIn でつながり、年に 1 回近況を共有する関係に切り替えるのが、欧米のメンター文化では一般的です。
メンタリング英語を体に染み込ませる練習法
ステップ1:Speaking Instant でフレーズを口に出す
当サイトのSpeaking Instantの business カテゴリには、「あなたの視点が聞きたい」「私の盲点は何ですか」「今週の一歩は何ですか」のような型が収録されています。瞬間英作文で反復すると、メンタリング会話で詰まらず使えます。
ステップ2:ListenUp でビジネス会話の質問のニュアンスを掴む
ListenUpには、オープンクエスチョンや率直なフィードバックの口調が含まれます。メンターが質問する時の柔らかいトーン、フィードバックの率直な物言いに耳が慣れると、自分が話す時の使い分けも自然になります。
ステップ3:オンライン英会話でロールプレイ
講師に「メンター役 / メンティー役」を演じてもらい、キャリア相談のロールプレイを依頼すると、目標設定・フィードバック・終わり方の会話を実戦形式で練習できます。受け放題プランや 5〜10 分の短時間レッスンに対応したサービスなら、メンタリング前の朝に練習を入れる使い方もできます。
メンター・メンティーの英語会話をロールプレイで磨く
メンタリングの英語は、フレーズ知識だけでなく会話を運ぶ呼吸が要ります。受け放題プランで毎日 5〜10 分のレッスンに、メンタリングロールプレイを組み込むと、「Would you be open to being my mentor?」「What am I missing here?」が自然に出るようになります。
まずは 7 日間の無料体験で、メンタリングロールプレイを試してみるのがおすすめです。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。