英語学習コラム

put off の意味と使い方【例文・類語・句動詞で完全理解】

最終更新: 2026-05-18

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句動詞 put off は TOEIC・英会話・ビジネス英語で頻出のフレーズですが、「延期する」以外に複数の意味があり、英語学習者がよく混同します。本記事では、3 つの主要な意味、postpone / delay との違い、ビジネス・日常会話での自然な使い分けを例文付きで完全解説します。

put off の基本イメージ

put off の核心は「何かを離す・遠ざける」。「予定を今日から遠ざける → 延期する」「人を自分から遠ざける → 嫌がらせる」「やるべきことを自分から遠ざける → 先延ばしにする」と、すべて「遠ざける」イメージで派生していると理解すると、3 つの意味が一気に整理されます。

  • put + 物 + off(離す)→ 延期する / 先延ばしにする
  • put + 人 + off(人を遠ざける)→ 嫌がらせる・うんざりさせる

意味 1:延期する(最頻出)

「予定された出来事・行動を後の時点に動かす」意味。TOEIC・ビジネスメールで最頻出。

We had to put off the meeting until next week.

会議を来週まで延期しなければなりませんでした。

put off + 物 + until 〜 / to 〜 = 〜まで延期する

Let's put it off for a few days.

それを数日延期しましょう。

代名詞は put it off(off は後ろに置く)

The concert was put off due to bad weather.

悪天候のためコンサートは延期されました。

受動態:be put off(延期される)

Can we put off the appointment to next Monday?

アポイントメントを来週月曜まで延期できますか?

ビジネスメールでも丁寧表現として OK

注意:put off + 物 + off は誤り

「The meeting was put off the schedule.」のように put off を「外す」の意味で使うのは誤り。「外す」なら take off / remove を使います。

意味 2:嫌がらせる・うんざりさせる

「人を不愉快にして、ある行動から遠ざける」意味。日常会話・ビジネスでも頻出ですが、日本人学習者には盲点になりやすいニュアンス。

The strong smell put me off the food.

強い臭いでその食べ物が嫌になった。

put + 人 + off + 物 = 人を物から遠ざける

His rude behavior really put me off.

彼の失礼な態度に本当にうんざりした。

put 人 off だけでも「人をうんざりさせる」の意味

Don't let one bad experience put you off learning English.

1 つの嫌な経験で英語学習が嫌にならないでください。

put + 人 + off + 動名詞 = 〜することを嫌にさせる

形容詞形 off-putting も覚える

put off の形容詞形 off-putting は「不快な・印象が悪い」の意味で、ネイティブが日常的に使う表現。

His attitude was a bit off-putting.

彼の態度はちょっと感じが悪かった。

意味 3:先延ばしにする(自分のこと)

「やるべきことを自分の意思で後回しにする」意味。procrastinate(先延ばしにする)と近い使い方。

I keep putting off going to the dentist.

歯医者に行くのをずっと先延ばしにしている。

put off + 動名詞 = 〜することを先延ばしにする

Don't put off until tomorrow what you can do today.

今日できることを明日に延ばすな(ことわざ)。

英語の有名な格言。Benjamin Franklin の言葉として知られる

I've been putting off studying for the TOEIC test.

TOEIC の試験勉強をずっと先延ばしにしている。

put off の進行形は「現在も先延ばし継続中」のニュアンス

postpone / delay / cancel との違い

「延期する」を意味する英単語は複数あり、ニュアンスが異なります。TOEIC でもよく出題される使い分けです。

動詞意味フォーマル度主な使用シーン
put off延期する(口語的)低〜中日常会話・カジュアルなビジネス
postpone延期する(正式)ビジネス文書・公式発表
delay遅らせる・遅延する意図しない遅れ・スケジュール遅延
cancel取り消す(中止)中〜高完全に取りやめる場合
reschedule予定を変更する中〜高新しい時間を提示する場合

典型的な使い分け:

  • postpone: The board meeting has been postponed to next month.(取締役会は来月に延期)→ フォーマル
  • put off: Let's put off the meeting until tomorrow.(明日まで延期しよう)→ カジュアル
  • delay: The flight was delayed by two hours.(フライトが 2 時間遅れた)→ 意図しない遅れ
  • cancel: The event was cancelled due to the storm.(嵐のためイベントが中止)→ 完全中止
  • reschedule: Can we reschedule the interview to next Tuesday?(来週火曜に変更できますか)→ 新しい時間提示

ビジネスメールでは postpone または reschedule がフォーマル。同僚との会話では put off が自然です。

put off を使った頻出フレーズ 10 選

覚えておきたい put off の組み合わせフレーズを 10 個まとめました。

  1. put off doing(〜することを先延ばしにする)— I put off calling him.
  2. put off until 〜(〜まで延期する)— It was put off until Friday.
  3. put off for 〜(〜の期間延期する)— Put it off for a week.
  4. be put off by 〜(〜にうんざりする)— I was put off by his tone.
  5. put off from 〜ing(〜することを思いとどまる)— Don't be put off from trying.
  6. keep putting off(先延ばしを続ける)— She keeps putting off her decision.
  7. can't put off any longer(これ以上先延ばしできない)— We can't put it off any longer.
  8. put off the inevitable(避けられないことを先延ばしにする)— Stop putting off the inevitable.
  9. get put off(嫌になる・うんざりする)— Don't get put off by failure.
  10. off-putting(不快な・印象が悪い:形容詞)— The smell was off-putting.

put off の反対表現

put off(延期する)の反対は文脈によって複数の選択肢があります。

  • bring forward(前倒しする)— The meeting was brought forward to Monday.
  • move up(前倒しする・口語)— Can we move up the appointment?
  • schedule earlier(早めに予定する)— Let's schedule it earlier this week.
  • advance(前倒しする:フォーマル)— The deadline has been advanced.
  • get on with(着手する・取りかかる:先延ばしの反対)— Let's get on with it now.

「先延ばしにする」の反対表現としては tackle / address / get on with も覚えておくと便利です。

句動詞は「使いながら覚える」が最強

put off のような句動詞は、丸暗記より例文の中で繰り返し触れるのが定着への近道です。当サイトのVocabUp(TOEIC 単語 1,937 / スワイプ式)やWordsUp(文脈型 4 択クイズ)では、句動詞を含む単語を実際の文脈で学べる設計になっています。

また、Speaking Instant(瞬間英作文 918 文)で「put off」を含む日本語→英語の変換を練習すると、ビジネスメールや会話で自然に口から出る状態を作れます。

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本記事はアフィリエイト広告を含みます。記事内で紹介した格言「Don't put off until tomorrow...」は Benjamin Franklin の言葉として広く知られていますが、出典の特定には諸説あります。

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。例文は典型的な使用例であり、文脈により他の解釈が可能な場合があります。Benjamin Franklin の格言「Don't put off until tomorrow what you can do today」は広く Franklin の言葉として知られていますが、初出の特定には諸説あります。