【TOEIC 上級】データで判明!日本人が覚えにくい英単語 TOP10|実演習データから抽出
TOEIC 800〜900 点を目指して単語帳を回しているのに、どうしても定着しない単語はありませんか? 本記事では、native-real.com の単語学習ツール VocabUp でユーザーが実際にスワイプ学習した結果(収録単語 1,937 語)の中から、特に誤答率が高かった TOP10 を抽出しました。データが示す「日本人が覚えにくい単語」の正体を、N(母数)と誤答率を併記して語源・例文・覚え方まで丁寧に解説します。
なぜこの 10 語が「覚えにくい」のか
今回ご紹介するランキングは、native-real.com の単語学習ツール「VocabUp」での実際の解答データに基づいています。集計対象は、少なくとも 10 人以上が解答している単語に絞り、その中で誤答率の高い順に並べました。
ランキングを見る際は、単に順位だけでなく、N(解答件数)にも注目してください。N が大きい単語で誤答率が高い場合、それは個人の知識不足ではなく、日本人英語学習者に共通する「語彙の混同」「語源知識の欠如」「使用文脈の偏り」が背景にある可能性が高いからです。今回の TOP10 は、その大半が TOEIC スコア帯 lv900 の上級語で占められており、ビジネス英語・学術英語で頻出するフォーマル語の壁が浮かび上がっています。
覚えにくい英単語 TOP10
gather や collect で、glean のような硬い動詞が選択肢にあると見送られがちです。さらに綴りが gleam(光る)や clean(きれいにする)と似ており、視覚的な混同も起きやすい単語と言えます。gather との使い分けがしやすくなります。avoid や evade と意味が近く、「正面から向き合わず周りを通る」という固有のニュアンスが捉えにくいのが一因です。語源(circum-「周囲」+ -vent「来る・行く」)を意識していないと、文字列から意味を引き出せず、選択肢を吟味するときに混乱しやすくなります。circle / circumference / circumstance など circum- を含む語と一緒に覚えると、「周りをぐるりと回って通り抜ける」というコアイメージが定着します。法律・契約・規則を「正面突破せずに迂回する」文脈で頻出する点も押さえておきましょう。c が発音されない(黙字)ため、音と綴りのギャップが大きく、聞いたときと読んだときで別の単語に見える現象が起きます。法廷・報道英語に特有の語で、日常会話にはほぼ出てこないため接触頻度が低いことも記憶定着を阻む要因とされています。indict(起訴する)とセットで覚えるのが近道です。語源の -dict は「言う」を意味し、dictionary / dictate / predict と同系統。「公の場で正式に言い渡す」→「告発・起訴」と意味を組み立てると、綴りの不自然さも受け入れやすくなります。per-(〜を通して)+ -ennial(年)という語源を知らないと、形から意味を推測しにくい単語です。園芸用語の perennial flower(多年草)でしか触れたことがないと、抽象的に「絶えず〜してきた」と使う副詞用法に対応できず、選択肢を見送ってしまうケースが多いとみられます。annual(毎年の・1 年の)、biennial(2 年ごとの)、perennial(多年の・常に)と「期間」シリーズで横並びにすると整理がつきます。「毎年毎年ずっと〜してきた」→「永続的に」と意味を伸ばすイメージで定着させましょう。気になった単語を実戦で確かめる
VocabUp なら、本記事で取り上げた TOP10 を含む 1,937 単語をスワイプ学習で回せます。SRS(間隔反復)が苦手単語を自動で再出題するので、忘れる前に潰せます。
VocabUp で類題を解く(無料・登録不要)un-(否定)+ equi-(等しい)+ -vocal(声)+ -ly(副詞化)と要素が積み重なる長語で、語形からの意味推測が難しい単語です。「複数の声=複数の解釈ができない」→「明確に」という間接的な組み立て方も、日本語話者の発想にはなじみにくい部分があります。equivocal(曖昧な)に un- を付けた反意語が unequivocal、その副詞形が unequivocally です。CEO・政治家・スポークスパーソンの発言を引用するときの常套句なので、ビジネス英語ニュースで触れる機会を増やすと定着します。plausibly のニュアンスと完全には対応しません。次に登場する形容詞 plausible と派生形であるため、品詞を取り違えて選択肢を選んでしまうミスも頻発します。plausible(形容詞)に -ly を付けて plausibly(副詞)と派生関係で覚えるのが定石です。「断定はできないが筋は通る」「証拠不十分だが説得力はある」というニュアンスの単語と捉えると、文脈にハマる感覚が掴めます。plausibly と意味も形も近く、「形容詞か副詞か」を瞬時に判別する文構造把握が問われます。likely(可能性が高い)と訳語が重なる場面もありますが、plausible は「真偽は別として説得力がある」という冷めたニュアンスを含む点が特徴とされています。plausible explanation(もっともらしい説明)、plausible excuse(もっともらしい言い訳)など、後ろに来る名詞のコロケーションごと覚えると定着しやすくなります。「真実かどうかはさておき、聞いたときに納得感がある」と覚え分けてください。harmful や damaging が先に浮かびがちで、フォーマル度の高い detrimental は語形の長さから候補から外れやすい単語です。さらに、後ろに前置詞 to を伴って detrimental to ~ という構文を取る点も、知らないと不安になって他の選択肢を選んでしまう要因になります。detriment(損害・損失)の形容詞形です。語源はラテン語の「すり減らす」に由来すると言われており、「じわじわ擦り減らすほどの悪影響」というニュアンスを意識すると、ビジネス文書や健康・環境記事での使われ方が掴めます。remedy(治療法・解決策)の派生語ですが、remedy 自体に動詞「治す・改善する」の用法があるため、わざわざ remediate を使う場面が分かりにくいのが難点です。実務上は環境分野(汚染の浄化)や教育分野(remedial education = 補習教育)でフォーマルに使われる語に偏ります。re-(再び)+ -medi-(中間に置く)+ -ate(動詞化)で「元の正しい状態に戻すように働きかける」と分解できます。remedy / remedial / remediation と一緒に派生語ファミリーで覚えると、ビジネスや学術の文脈での使い分けがしやすくなります。life span / wing span / attention span)には触れていても、動詞「〜にまたがる・及ぶ」がとっさに出てこない傾向があります。日本語では「橋がかかる」のように主語が変わる発想が一般的で、英語の「橋が川を span する」という他動詞構文に違和感を覚えやすいことも要因とされています。His career spans four decades.(彼のキャリアは 40 年に及ぶ)、The project spans three departments.(プロジェクトは 3 部門にまたがる)のように、時間・空間・組織のいずれにも使える広がりを意識しましょう。まとめ|誤答に共通するパターン
TOP10 を振り返ると、単に「難しい単語」というだけでなく、以下のような覚えにくさのパターンが見えてきます。
- 類義語との競合(
gleanvsgather/circumventvsavoid/detrimentalvsharmful)— 第 1 位 / 第 2 位 / 第 8 位 - 音と綴りのギャップ(黙字を含む
indictment)— 第 3 位 - 語源知識が必要な抽象副詞(
perennially/unequivocally)— 第 4 位 / 第 5 位 - 形容詞と副詞の派生混同(
plausible↔plausibly)— 第 6 位 / 第 7 位 - 名詞用法しか知らない動詞(
span)— 第 10 位 - 名詞からの動詞派生で出番が分かりにくい語(
remediate)— 第 9 位
これらの「覚えにくさ」は、いったんパターンとして認識してしまえば、次に出会ったときに思い出しやすくなります。今回の TOP10 のように「自分が間違えやすい単語の傾向」をデータで把握しておくと、限られた学習時間を弱点に集中投下できます。
あなたも自分の弱点単語を知ろう
VocabUp では、本記事で取り上げた TOP10 を含む 1,937 単語の演習が無料で利用できます。TOEIC スコア帯別(500/600/700/800/900)で出題でき、間違えた単語は SRS で自動的に再出題されます。
VocabUp で類題を解く →覚えた単語を会話で定着させる
単語帳で「見て分かる」状態を作っても、実際の会話で口から出てこなければ得点や仕事には繋がりません。DMM 英会話なら、13,000 以上の教材から自分のレベルに合った単語演習を、ネイティブやバイリンガル講師と一緒に進められます。2 回の無料体験で、本記事の TOP10 のような上級語を実際に使ってみるのが、定着への近道です。
DMM 英会話 無料体験を試す →関連リンク
- VocabUp(TOEIC 単語 1,937 語・無料)
- 記憶しない英単語(語根 35・690 語)
- WordsUp(文脈で覚える単語ドリル)
- GrammarUp(英文法クイズ 1,544 問・無料)
- 【データで判明】日本人が間違えやすい英文法 TOP10
- 英語学習コラム一覧